市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2016/09/19 13:13RBA議事録が20日公表、先行きの金融政策について新たな材料が提供されるかに注目!

[レビュー]

19日東京時間の外国為替市場では、ドルが弱含み。一時、ドル/円は101.98円へと下落し、ユーロ/ドルや豪ドル/米ドル、NZドル/米ドルは上昇しました。日米の金融政策会合を20-21日に控えていることから、ポジション(持ち高)調整とみられます。


[これからの展開]

明日20日午前10時30分(日本時間)、RBA(豪準備銀行)議事録が公表されます。政策金利を1.50%に据え置くことを決定した今月6日の会合の議事録です。

この時の声明では、インフレについて「依然として極めて低い」と指摘。「非常に抑制された労働コストの伸びや海外の極めて低いコスト圧力を踏まえると、この状況はしばらく続く可能性が高い」との見解を示しました。

RBAは一方で、声明の最後を「入手可能な情報や、5月と8月の会合で金融政策を緩和したことを踏まえると、理事会は今回の会合で政策スタンスを維持することが、持続可能な経済成長およびインフレ目標の達成と一致していると判断した」と締めくくり、先行きの金融政策について言及しませんでした。

市場では、RBAの次の一手は「利下げ」とみられていますが、年内は「据え置く」との見方が有力です。市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)では、年内据え置きの確率が78.0%、利下げの確率が22.0%織り込まれています(9月16日時点)。

20日の議事録では、“RBAの先行きの金融政策について新たな材料が提供されるか”に注目です。新たな材料が提供されれば、豪ドルが反応する可能性があります。

(アナリスト 八代和也)

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