市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2016/09/14 14:0315日朝、NZのGDPと豪雇用統計発表!NZドルや豪ドルが反応する可能性も!?

[レビュー]

14日東京時間の外国為替市場は、円全面安の展開。ドル/円は一時103.19円へと値を上げ、豪ドル/円やNZドル/円などクロス円も総じて上昇しました。日銀に関する一部報道や、安倍首相の発言を受けて、日銀が20-21日の金融政策決定会合で追加金融緩和に踏み切るとの観測が高まり、円売りの支援材料となりました。昨日(13日)NY時間、「日銀は異次元緩和の総括的な検証で、今後の金融緩和の軸にマイナス金利の深掘りを据える方針」と報じられ、安倍首相は本日(14日)、「世界経済の下方リスクが高まっている」との見解を示しました。

NZの4-6月期の経常収支は、9.45億NZドルの赤字でした。赤字額は市場予想の2.95億NZドルを大幅に上回ったものの、NZドルに大きな反応はみられませんでした。


[これからの展開]

明日(15日)、午前7時45分にNZの4-6月期GDP、同10時30分に豪州の8月雇用統計が発表されます(いずれも日本時間)。

市場予想は以下のとおりです。
・NZのGDP:前期比+1.1%、前年比+3.6%
・豪雇用統計:<雇用者数>前月比1.50万人増、<失業率>5.7%

豪州の雇用者数については、フルタイム就業者やパートタイム就業者などの内訳にも目を向ける必要があります。前回7月は、フルタイム就業者が前月比4.61万人減、パートタイム就業者が同7.14万人増でした。

市場の関心は、来週の日銀金融政策決定会合やFOMC(米連邦公開市場委員会)に向いており、為替市場は日米の金融政策をめぐる報道や憶測に敏感に反応しやすい地合いです。それでも、GDPや雇用統計が市場予想とかけ離れた結果の場合、NZドルや豪ドルが反応する可能性があります。

(アナリスト 八代和也)

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