市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2016/08/31 16:201日発表の中国経済指標に注目!豪ドルが反応する可能性も!?

[レビュー]

31日東京時間の外国為替市場では、日経平均の上昇を背景に、円が軟調に推移。一時、ドル/円は103.20円台、豪ドル/円は77.55円、NZドル/円は74.69円へと上昇しました。

日経平均の終値は、前日比162.04円高の16,887.40円。一時、16,900円台を回復する場面がありました。

日銀の布野審議委員が新潟市内の講演で、「2%の物価安定目標の実現への道筋は、なお道半ばにある」と指摘し、「目標の早期実現を目指して、量・質・金利の3つの次元の緩和手段をすべて動員し、金融緩和を推進していく」と述べましたが、為替市場に大きな反応はみられませんでした。


[これからの展開]

明日(9月1日)、午前10時に“中国国家統計局と中国物流購入連合会”、同10時45分に“財新”が、それぞれ8月の製造業PMI(購買担当者景気指数)を発表します。中国国家統計局と中国物流購入連合会が共同で調査するPMI(以下、製造業PMI)は、調査対象が国有企業など大企業中心なのに対し、財新のPMIは中小企業が多いのが特徴です。

市場予想は、製造業PMIが49.8、財新製造業PMIが50.1。業況判断の分かれ目とされる「50」を製造業PMIがやや下回る一方、財新製造業PMIは若干上回るとみられています。

豪州は中国を最大の貿易相手とするため、中国の景気動向は豪州経済に影響を与えます。

市場の関心がFRB(米連邦準備理事会)の利上げ時期に向いているためか、中国の経済指標に対して為替市場の反応が鈍くなっている感があります。それでも、市場予想とかけ離れる結果になった場合、豪ドルが反応する可能性があり、注目です。

(アナリスト 八代和也)

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