市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2016/08/15 15:3516日朝のRBA議事録に注目!豪ドルが反応する可能性あり

[レビュー]

15日東京時間の外国為替市場は、小動き。お盆休みで市場参加者が少なく、様子見ムードが漂うなか、ドル/円やクロス円はおおむね先週金曜日(12日)のNY終値近辺での“もみ合い”となりました。日本の4-6月期実質GDP速報値は前期比年率換算+0.2%と、市場予想の+0.7%を下回ったものの、為替市場に大きな反応はみられませんでした。


[これからの展開]

日本時間16日午前10時30分、RBA(豪準備銀行)議事録が公表されます(8月2日開催分)。

RBAは2日の会合で0.25%の利下げを決定、声明では今後の金融政策について言及しませんでした。2日の声明における金融政策に関する文言は、「理事会は、今回の会合で金融政策を緩和する(=利下げ)ことによって、インフレ率が徐々に目標に戻り、経済が持続的に成長するとの見通しが改善されると判断した」でした。

RBAはその後、5日公表した四半期金融政策報告書で、インフレ率が2018年末までの予測期間の大半において、目標下限である+2%を下回るとの見通しを示しており、市場では次の一手は利下げとの見方が根強くあります。

市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)が12日時点で織り込む、RBAが次回9月6日の会合で利下げを行う確率は7.0%。利下げの確率は10月までで22.1%、11月までで46.1%、12月までで48.1%へと上昇します。

16日の議事録で、今後の金融政策について新たな手掛かりが提供されるのかに注目です。新たな手掛かり材料が提供されて、RBAの追加利下げ観測が変化すれば、豪ドルが反応する可能性があります。

(アナリスト 八代和也)

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