市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2018/02/23 14:53豪ドル/米ドルは豪州の独自材料に反応しにくい状況。200日移動平均線が下値の重要ライン!?

[レビュー]

23日東京時間の外国為替市場では、特に材料がないなかで、米ドルが反発。一時、米ドル/円は106.99円へと上昇し、ユーロ/米ドルは1.2294米ドル、豪ドル/米ドルは0.7817米ドル、NZドル/米ドルは0.7290米ドルへと下落しました。

NZの昨年10-12月期小売売上高が前期比+1.7%と、7-9月期の+0.3%から伸びが加速したものの、市場ではほとんど材料視されませんでした。


[これからの展開]

豪ドル/米ドルは今年1月26日に一時、0.8131米ドルへと上昇。2015年5月以来、約2年8か月ぶりの高値を記録しました。

その後、主要国の株価の下落などを背景にリスク回避の動きが強まったことを受けて、豪ドル/米ドルは2月9日に一時0.7759米ドルへと下落。足もとは、0.78米ドル台を中心とした値動きとなっています。

市場の関心が主要国の株価や米国の長期金利に向きがちなこともあり、豪ドル/米ドルは豪州の独自材料(豪ドル側の材料)に反応しにくい状況です。こうした状況は来週(2月26日の週)も続く可能性があります。

日足チャートをみると、豪ドル/米ドルは200日移動平均線がサポートラインとして機能しているようです。同移動平均線(2月22日時点で0.7773米ドルに位置)が下値の重要ラインとして意識されそうです。一方、上値は0.7984米ドル(2月16日高値)や0.8131米ドル(1月26日高値)がメドになりそうです。

豪ドル/米ドル(日足、2017/10/6〜)

(出所:M2JFXチャート)

(シニアアナリスト 八代和也)

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