市場調査部エクスプレス オセアニア・レポート

2017/12/13 13:40米FOMCが豪ドル/米ドルやNZドル/米ドルに影響を与えそう。豪雇用統計も注目

[レビュー]

13日東京時間の外国為替市場では、米ドルが弱含み。一時、米ドル/円は113.13円へと下落し、ユーロ/ドルは1.1759米ドル、豪ドル/米ドルは0.7575米ドル、NZドル/米ドルは0.6956米ドルへと上昇しました。米アラバマ州の連邦上院補選で、民主党候補が共和党候補を勝利したと伝わり、米ドルに下押し圧力が加わりました。

*上院補選の結果については、本日のスポットコメント『【速報】アラバマ州上院補選は民主党候補が勝利!』をご覧ください。

RBA(豪準備銀行)のロウ総裁の講演は、RBAの金融政策についての言及がなく、市場では材料視されませんでした。


[これからの展開]

東京時間は、米アラバマ州の連邦上院補選が相場材料となりました。ただ、日本時間14日午前4時にFOMC(米連邦公開市場委員会)政策金利が発表され、同4時30分からイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長が会見を行います。また、今回はFOMC参加者の政策金利見通しを示す「ドットチャート」が公表されます。市場の関心は、FOMCに移る可能性があります。

FOMCの結果発表後は、米ドル主導の相場展開になるとみられます。9月のドットチャートでは、FOMC参加者が想定する2018年の利上げ回数の中央値は3回でした。利上げ回数が増えるなどして米ドルが強含めば、豪ドル/米ドルやNZドル/米ドルが下落しそうです。一方、利上げ回数が減少するなどして米ドルが弱含めば、豪ドル/米ドルやNZドル/米ドルは上昇する可能性があります。

豪ドルに関しては、豪州の11月雇用統計も注目です(日本時間14日午前9時30分)。市場予想は、雇用者数が前月比1.80万人増、失業率が5.4%です。また、フルタイム雇用者とパートタイム雇用者数の数値にも目を向ける必要があります。雇用統計が市場予想からかけ離れる結果になれば、豪ドル/米ドルや豪ドル/円が反応する可能性があります。

(シニアアナリスト 八代和也)

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