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2019/05/15 08:26米大統領の発言で米中貿易摩擦への懸念が後退

【ポイント】
・NYダウは14日に反発
・トランプ米大統領は、「米中の話し合いは非常に良好」と発言
・6月のG20サミットに合わせて米中首脳会談開催との期待も。リスク回避の動きは目先一服か
・市場の関心は各国経済指標へ!?


(欧米市場レビュー)

14日欧米時間の外国為替市場では、ユーロが下落。一時、ユーロ/米ドルは1.1201米ドル、ユーロ/円は122.67円へと値を下げました。サルビーニ・イタリア副首相が「雇用創出に必要なら(イタリア政府は)EUの財政規律に違反する用意がある」と述べたことで、ユーロに対して下落圧力が加わりました。

米ドル/円や豪ドル/円、NZドル/円は方向感の乏しい展開。それぞれ109円台後半、76.10円前後、72.10円前後での“もみ合い”となりました。

(本日の相場見通し)

NYダウは一昨日(13日)、約617ドル(2.38%)下落しました。米中貿易摩擦が一段と激化するとの懸念が高まったためです。米国は10日に対中制裁関税の引き上げ(2000億米ドル相当)を実施し、中国はその報復措置として13日に600億米ドル相当の米国製品に対する関税を6月1日から引き上げると発表しました。米国は6月末にも新たに約3000億米ドル相当の中国製品に最大25%の関税を課す計画です。

昨日(14日)のNYダウは反発し、前日比207.06ドル高の25532.05ドルで取引を終えました。トランプ米大統領が中国との貿易摩擦について、「ささいな口げんか」であり、「(両国の)話し合いは非常に良好だ」と語ったことで、米中貿易摩擦が激化するとの懸念は後退しました。

市場では、6月28~29日のG20サミットに合わせて米中首脳会談が行われるとの期待があります。トランプ大統領の言動には引き続き注意が必要ですが、米中貿易摩擦を背景としたリスク回避の動きは目先一服する可能性があります。米ドル/円の109.00円(5/13安値)割れは避けられそうです。

米中通商協議(あるいは通商政策)に関して新たな材料が出てこなければ、市場の関心は各国の経済指標へと向かうとみられ、その結果に市場が反応する可能性があります。

本日発表される主な経済指標は、以下の通りです。
( )は発表時間
・ドイツの1-3月期GDP速報値(日本時間15:00)
・カナダ4月CPI(同21:30)
・米4月小売売上高(同21:30)
・米5月NY連銀製造業景気指数(同21:30)
・米4月鉱工業生産(同22:15)

*市場予想については、『経済カレンダー』をご覧ください。

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【マーケットView】

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