市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2019/04/24 08:29豪ドル、カナダドル:重要経済イベントが本日あり

【ポイント】
・豪CPIが市場予想を下振れれば、RBAの利下げ観測が一段と強まり、豪ドルが下落しそう
・BOC(カナダ中銀)は「フォワードガイダンス」を変更するか。利上げに言及した文言が削除されれば、カナダドル安要因に
・日米の重要イベントを控え、米ドル/円はいったん下押す可能性も!?

(欧米市場レビュー)

23日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが堅調に推移。一時、ユーロ/米ドルは1.1193米ドル、豪ドル/米ドルは0.7082米ドル、NZドル/米ドルは0.6631米ドルへと下落しました。米国とユーロ圏など他の主要国との景況感格差が、米ドルの支援材料となりました。

英ポンドは弱含み。英ポンド/円は一時、144.60円へと値を下げました。英サンデー・タイムズ紙が21日、「英保守党幹部がメイ首相に6月末までの辞任を求める見通し」と報じました。

(本日の相場見通し)

本日、豪州の1-3月期CPI(消費者物価指数)が発表されます(日本時間10:30)。RBA(豪準備銀行、中銀)は利下げの条件として、“インフレ率が低水準にとどまり、失業率が上昇し続ける”ことを挙げています。そのため、CPIが市場予想を下回れば、市場ではRBAの利下げ観測が一段と高まり、豪ドルが下落するとみられます。市場予想は、総合CPIが前年比+1.5%、基調インフレ率(トリム平均値と加重中央値の平均)は同+1.65%です。

本日はまた、BOC(カナダ銀行、中銀)が政策金利を発表します(日本時間23:00)。政策金利は1.75%に据え置かれるとみられ、今回は声明における“フォワードガイダンス(金融政策の方向性をあらかじめ示したもの)”が最大の焦点になりそうです。

3月6日の前回会合時は、「見通しは引き続き中立レンジを下回る政策金利を正当化する」としたうえで、「将来の利上げ時期についての不確実性が高まった」と指摘。利上げバイアスを残したものの、弱めました。

今回、利上げに言及した後者の文言が削除される可能性があります。その場合、市場は「BOCの金融政策スタンスは“利上げバイアス”から“中立”へとシフトした」と判断しそうです。カナダドルに対して下落圧力が加わるとみられ、カナダドル/円は3月25日安値の81.66円に向けて下がる可能性があります。

米ドル/円は、依然として112円近辺での“もみ合い”となっています。ただ、日銀金融政策決定会合が本日と明日開催され、米国の1-3月期GDP速報値が26日に発表されます。また、麻生財務相が25日から訪米し、ムニューシン米財務長官と会談を行い、26日には日米首脳会談が行われる予定です。これらの重要経済イベントを前に、ポジション調整の動きが出やすいとみられ、米ドル/円はいったん下押す可能性もあります。

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【マーケットView】

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