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2019/04/17 08:20CPIを受けてNZドルが急落

【ポイント】
・中国GDPが本日発表。市場予想の前年比+6.3%を下回れば、リスク回避の動きが強まる可能性あり
・米ベージュブック(地区連銀経済報告)にも注目。米FRBの利下げ観測を後退させる内容になれば、米ドル高材料になりそう
・NZのCPI上昇率は市場予想を下回る。RBNZ(NZ中銀)の利下げ観測が一段と強まるとみられる


(欧米市場レビュー)

16日欧米時間の外国為替市場では、英ポンドが軟調に推移。対円は一時、146.03円へと下落しました。「メイ英首相とコービン労働党(野党)党首のブレグジットに関する協議が行き詰まっている」との報道が、英ポンドの重石となりました。

ユーロも弱含み。一時、ユーロ/米ドルは1.1277米ドル、ユーロ/円は126.19円へと値を下げました。「4月10日のECB(欧州中央銀行)理事会では、今年後半に成長率が回復するとのECBの見通しを疑問視する当局者が複数いた」と伝わり、ユーロに対する下落圧力となりました。

(本日の相場見通し)

本日、中国の1-3月期のGDPが発表されます(日本時間11:00)。市場予想は前年比+6.3%と、成長率は2018年10-12月期の+6.4%から若干鈍化するとみられています。

2018年の中国経済は1990年以来、28年ぶりの低成長でした。中国景気の先行きが懸念されるなか、1-3月期のGDPが市場予想の+6.3%を下回れば、中国景気への懸念は一段と強まる可能性があります。その場合、リスク回避の動きによって円高が進みやすい一方、豪ドルやNZドルには下押し圧力が加わりやすいと考えられます。

本日はまた、ベージュブック(米地区連銀経済報告)が公表されます(日本時間では18日03:00)。市場ではFRB(米連邦準備理事会)の次の一手は“利下げ”との観測もあります。ベージュブックが利下げ観測を後退させる内容になれば、米ドルの支援材料になりそうです。米ドル/円は3月5日高値の112.09円より上の水準で推移し始める可能性もあります。*本日17日のスポットコメントは『米ドル円が112円を超えていくには・・』です。

NZの1-3月期CPI(消費者物価指数)が今朝発表され、結果は前期比+0.1%、前年比+1.5%でした。市場予想の+0.3%、+1.7%を下回ったことで、NZドルが急落しました。CPIの結果はRBNZ(NZ準備銀行、中銀)の利下げ観測を補強するものと言え、NZドルには引き続き下押し圧力が加わりやすいとみられます。目先の下値メドとして、NZドル/米ドルが0.6654米ドル(1/4安値)、NZドル/円は74.23円(2/13安値)が挙げられます。

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