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2019/04/12 08:23米ドル/円:利益確定売り圧力が強まるか

【ポイント】
・米ドル/円は200日移動平均線を上抜ける
・3月以降、200日移動平均線より上には定着できず、112円近辺は何度も反落した水準。週末でもあり、利益確定売りが出るか
・一方、本日の米ミシガン大学消費者信頼感指数が良好なら、米ドル/円の上昇材料になるか!?

(欧米市場レビュー)

11日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが堅調に推移。一時、米ドル/円は111.65円へと上昇し、ユーロ/米ドルは1.1251米ドル、豪ドル/米ドルは0.7118米ドル、NZドル/米ドルは0.6724米ドルへと下落しました。米国の経済指標が堅調な結果となり、米ドル高材料となりました。新規失業保険申請件数は19.6万件と、市場予想(21.1万件)に反して前週の20.2万件から減少し、49年ぶりの低水準を記録。3月PPI(生産者物価指数)は前月比+0.6%、前年比+2.2%と、市場予想の+0.3%、+1.9%を上回りました。

トルコリラは下落。対円では一時、19.31円へと値を下げました。TCMB(トルコ中央銀行)の外貨準備高(ネット)が5日時点で279.4億ドルと、前週の297.2億ドルから減少し、トルコリラに対する下押し圧力となりました。

(本日の相場見通し)

米ドル/円は昨日(11日)、NY終値で200日移動平均線を上回りました。テクニカル面からみると、このまま200日移動平均線(11日時点で111.49円に位置)より上の水準に定着できれば、米ドル/円には上昇圧力が加わりやすくなる可能性があります。

一方で、米ドル/円は3月以降、200日移動平均線を何度か上抜けましたが、結局定着できませんでした。また、112円近辺は何度も反落した水準でもあります。さらに本日は週末です。こうした状況を考えると、利益確定売り圧力が強まり、米ドル/円は伸び悩むことが想定されます。112円台へ上昇するには、新たに米ドル買い材料、あるいは円売り材料が必要かもしれません。

米ドル/円(日足、2018/11/23~)

(出所:M2JFXチャート)

本日、米国の4月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が発表されます(日本時間23:00)。11日の新規失業保険申請件数やPPIの堅調な結果を受けて米ドルが強含むなか、ミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想の98.0を上回れば、米ドルは一段と強含む可能性があります。

また、米中通商協議15-16日の日米通商交渉ブレグジット(英国のEU離脱)、これらに関連するニュースが出てくれば、市場が反応する可能性もあります。市場のリスク回避の動きが後退する場合、円安が進みそうです。

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