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2018/12/06 09:00トルコ中銀の利下げ観測後退。本日6日、OPEC総会開催

【ポイント】
・トルコ中銀はインフレ抑制に注力することを表明
・トルコ中銀の早期利下げ観測が後退し、トルコリラが上昇
・産油国の会合を受けて原油価格が大きく変動すれば、資源国通貨に影響も!?


(欧米市場レビュー)

5日欧米時間の外国為替市場では、カナダドルが下落。カナダドル/円は一時、84.50円へと値を下げました。BOC(カナダ銀行、中銀)が政策金利発表時の声明を受けて、来年1月の会合での利上げ観測が後退し、カナダドルに対して下落圧力が加わりました。

豪ドルも軟調。一時、豪ドル/米ドルは0.7260米ドル、豪ドル/円は82.17円へと下落しました。豪州の7-9月期GDPが前期比+0.3%、前年比+2.8%と、市場予想の+0.6%、+3.3%を下回り、豪ドルの重石となりました。

トルコリラは堅調に推移。トルコリラ/円は一時、21.23円へと上昇しました。TCMB(トルコ中央銀行)が「5%のインフレ目標を堅持する」と強調し、「まずはインフレ率1桁台へと下げて、それから段階的に引き下げて5%前後に安定させる」と表明。また、「為替の変動が物価安定に影響を与え続ける場合、金融政策のスタンスを変更する」としました。トルコの11月CPI(消費者物価指数)上昇率が10月から大幅に鈍化(前年比+25.24%→21.62%へ)したことで、市場ではTCMBの早期に利下げ観測が浮上していました。TCMBがCPI上昇率の鈍化に注力することを表明したことを受けて、TCMBの利下げ観測が後退し、トルコリラの支援材料となりました。

(本日の相場見通し)

本日(6日)は、主要国株価、特に休場明けの米株式市場の動向に注目です。NYダウは4日、前日比799.36ドル安(3.10%)と、大幅に下落しました。米国株が一段と下落した場合、市場ではリスク回避の動きが強まり、円高圧力が加わりそうです。

原油価格の動向も材料になる可能性があります。OPEC(石油輸出国機構)の定例総会が本日OPEC加盟国と非加盟国の拡大会合が明日(7日)開催されます。「5日に行われた実務者協議で、協調減産で合意した」との報道があり、OPEC総会や拡大会合では、協調減産の実施が決まる可能性があります。その場合、原油価格の下支え要因になりそうです。ただし、減産が決まったとしても、その規模が供給過剰の解消には不十分と市場が受け止めれば、原油価格は下落する可能性もあります。OPEC総会などの結果次第で、原油価格が大きく変動すれば、カナダドルなど資源国通貨に影響を与えそうです。

カナダドルについては、ポロズBOC総裁の講演にも注目です。講演の内容が市場のBOCの1月利上げ観測を一段と後退させるものになれば、カナダドルにはさらなる下落圧力が加わる可能性があります。

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【マーケットView】
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