市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2018/11/09 08:47米ドル/円には利益確定売り圧力が強まる可能性も!? 米WTI先物が約8カ月ぶりの安値

【ポイント】
・外為市場は米長期金利や主要国株価にらみの展開か
・資源国通貨は原油価格の動向、英ポンドはブレグジット関連のニュースにも要注意


(欧米市場レビュー)

8日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが堅調に推移。一時、米ドル/円は114.04円へと上昇し、ユーロ/米ドルは1.1350米ドル、豪ドル/米ドルは0.7245米ドル、NZドル/米ドルは0.6740米ドルへと下落しました。米国の長期金利(10年債利回り)上昇のほか、FRB(米連邦準備制度理事会)が利上げを継続する方針を示し、米ドルの支援材料となりました。*米FOMCについては、本日9日の『スポットコメント』をご覧ください。

(本日の相場見通し)

本日の外為市場は、米国の長期金利や主要国株価の動向にらみの展開になりそうです。米長期金利が一段と上昇すれば、米ドルの上昇要因と考えられます。

ただ、米ドル/円114.51円(10月3日&4日高値)に近づいています。テクニカル的に重要と考えられる水準に接近しているうえ、本日は金曜日(週末)で、利益確定圧力が強まる可能性があります。米長期金利が上昇したとしても、米ドル/円は伸び悩むかもしれません。114.51円を超えた場合、次は心理的な節目である115.00円が上値メドと考えられます。

米ドル/円(日足、2018/6/25~)

(出所:M2JFXチャート)

 原油価格の動向も材料になる可能性があります。供給過剰懸念を背景に、原油価格は下落を続けており、昨日(8日)、米WTI先物が約8カ月ぶり、北海ブレント先物は約3カ月ぶりの安値をつけました。原油価格の下落はカナダドルなど資源国通貨の下押し材料となります。


(出所:トムソン・ロイターより作成)

英ポンド
については、EUとのブレグジット(英国のEUからの離脱)交渉に関するニュースに引き続き注意が必要です。ブレグジット交渉関連で新たなニュースが出てくれば、ポンドが反応するとみられます。

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