市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2018/09/14 08:05大幅利上げでトルコリラが上昇。本日は米経済指標や米中貿易摩擦が相場材料になりそう

【ポイント】
・TCMBは政策金利を6.25%引き上げて24%に
・BOEとECBは据え置き。ドラギ総裁のコメントがユーロ高要因に
・8月の米CPIは7月からやや減速して米ドルの重石に

(欧米市場レビュー)

 13日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが軟調。8月の米CPI(消費者物価)コアが前年比2.2%と前月の2.4%から鈍化したことが、米ドルの重石となりました。

 ECBが量的緩和の年内終了を再確認するとともに、ドラギECB総裁が経済の先行きに楽観的な見解を表明したことでユーロが買われました。

 BOE(英中銀)は9対0で政策金利を0.75%に据え置きました。ブレグジット交渉に関して、懸案のアイルランド国境問題で英国とEUに歩み寄りの兆しがみられたことが英ポンドをサポートしました。

 米ドルは対円では上昇。「円<米ドル<その他通貨」は典型的なリスク選好(あるいはリスク回避の巻き戻し)です。トルコリラの反発、株高、そして引き続き米中貿易協議への期待が背景にあります。

 トルコリラは大幅上昇。TCMB(中銀)が市場予想を大きく上回る6.25%の利上げに踏み切ったためです。政策金利は24%になりました。今後も引締めスタンスを継続できるか、エルドアン大統領が一段と圧力を加えないか、などが焦点となりそうです。

*詳細は本日のスポットコメント「TCMBは6.25%の利上げを決定し、トルコリラが上昇。市場の関心は今後、20日の中期経済計画へ!?」をご参照ください。


(本日の相場見通し)

 本日(14日)、米国の小売売上高(8月)、鉱工業生産(同)、ミシガン大学消費者信頼感指数(9月)が発表されます。

 米長期金利(10年物国債利回り)は、13日のCPIがやや弱めだったことを受けていったん低下しましたが、すぐに反発しました(13日終値は2.97%)。本日の経済指標の結果次第では、米長期金利は8月上旬以来となる3%台をつけるかもしれません。
 また、金融政策見通しを比較的ストレートに反映する2年金利(2年物国債利回り)はCPIにあまり反応せず、リーマンショック以降の高値水準で推移しました。米金利の上昇は米ドル高要因と考えられます。

 その他、米中協議など貿易摩擦に関して新たな材料は出てくるか、中央銀行に対するエルドアン大統領の言動はあるか、などが注目されます。

※9月17日は祝日のため、次回更新は18日の予定です。


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