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2018/06/13 09:22本日は米FOMCが相場材料に。FOMC参加者の政策金利見通しに注目

【相場材料】米FOMC
【影響】米FOMCの結果次第で、米ドルは上下両方に振れる可能性がある
【ポイント】FOMC参加者の政策金利見通し

(※)11日『Weekly投資戦略ガイド』を更新しました。お取引のご参考にお使いください。

(欧米市場レビュー)

12日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが堅調に推移。利上げが確実視されている米FOMCを控えて、米長期金利が上昇したことが米ドルの支援材料となりました。ユーロは軟調に推移しました。6月のユーロ圏ZEW景況感は-12.6と、5月の+2.4から大幅に低下。景況感の低下が続いていることがユーロの重石となりました。
 

英上院が提出した親ユーロの(ブレグジット法案の)修正案が下院で否決されたことで、英ポンドは上昇しました。ただ、英ポンドはその直後に上げ幅を縮小、上昇は一時的でした。

(※)ブレグジット法案について、本日の「スポットコメント」をご参照ください

(本日の相場見通し)

日本時間14日午前3時に米FOMCの結果が発表されます。市場では、高い確率で利上げが予想されています。そのため、同時に公表されるドットチャートでこれから2020年にかけてのFOMC参加者の政策金利見通しに変化が生じるかやパウエル議長の記者会見(同午前3時30分)に市場の注目が集まりそうです。

12日に発表された5月の米CPIは、エネルギーと食料を除くコアが前年比+2.2%でした。FRBのインフレ率目標(+2.0%)は達成されたとみることができそうです。堅調な米景気やインフレ率の上昇を背景に、FOMC参加者が年内の政策金利見通しを上方修正すれば、米ドルのサポート材料となりそうです。

一方で、米長短金利差(10年債利回り-2年債利回り)の縮小を背景に、2019年以降の政策金利見通しが下方修正される可能性もあります。FRBが利上げを行うなかで短期金利が長期金利以上のペースで上昇し、長短金利差は6月1日に一時2007年以来となる0.39%台まで低下しました。
 

過去の景気後退局面では長短金利差の逆転(長期金利<短期金利)が起きており、長短金利差は米景気と密接な関係があるとされています。その長短金利差の縮小を受けて、FOMC参加者が将来の政策金利見通しを下方修正すれば、米ドルの下押し要因となる可能性があります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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