市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2018/05/29 09:13イタリア政治の不透明感がユーロの重石。TCMBが政策金利の簡素化を発表し、トルコリラは反発!

(欧米市場レビュー)

28日欧米時間の外国為替市場では、イタリア政治の不透明感を背景に、ユーロ/円が一時2017年6月以来となる126.90円まで下落。ユーロ/米ドルは一時2017年11月以来となる1.1610ドルまで下落しました。

マッタレッラ伊大統領は、暫定首相にIMF(国際通貨基金)元高官のコッタレッリ氏を指名しました。市場では、再選挙が実施された場合、反ユーロ政党の「五つ星運動」や「同盟」が勢力を拡大させるとの懸念があります。

(※)ユーロについて、本日の「スポットコメント」をご参照ください

トルコリラ/円は一時23.92円まで反発しました。TCMB(トルコ中銀)が、政策金利の簡素化を発表したことが材料視されました(後述)。

(本日の相場見通し)

TCMB(トルコ中銀)は、現在8%の「1週間物レポ金利」を事実上の政策金利の上限となっている後期流動性貸出金利と同じ16.5%に引き上げ、新たな主要金利とすることを決定しました。6月1日から適用されます。TCMBは、複数の政策金利を簡素化する取り組みの最終ステップだと説明。すべての措置が完了するのは6月7日です。

TCMBの決定が伝わるとトルコリラは反発しましたが、今のところ上昇は限定的です。市場では、トルコリラが下げ止まるためには、TCMBの更なる利上げが必要との見方が依然としてあります。昨日の米国市場は、祝日のため休場でした。本日の米国市場で、TCMBの決定がどのように受け止められるのか、注目しておく必要があります。

(※)トルコリラ/円のチャート分析(本日の「注目のチャート」)もご参照ください

日本時間23時に5月の米消費者信頼感指数が発表されます。4月は128.7と、底堅い結果が示されました。5月の市場予想は128.0です。引き続き堅調な消費者マインドが示されれば、米ドルのサポートとなりそうです。

(※)28日『Weekly投資戦略ガイド』を更新しました。お取引のご参考にお使いください。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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