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2018/05/25 08:59米朝首脳会談中止。トルコ中銀の利上げは不十分!?トルコリラの反発は一時的に

(欧米市場レビュー)

24日欧米時間の外国為替市場では、円が堅調に推移。一時、米ドル/円は108.96円、ユーロ/円は127.70円、豪ドル/円は82.39円、NZドル/円は75.34円へと下落しました。6月12日に予定されていた米朝首脳会談の中止を受けて、リスク回避の動きが強まり、円の支援材料となりました。*25日のスポットコメント『米朝首脳会談中止の衝撃!?』をご覧ください。

(本日の相場見通し)

米商務省は23日、自動車や同関連部品の輸入が米国内の自動車産業を侵害し、安全保障を脅かしたかどうかを調査すると発表。報道によると、米政府は自動車や同部品を対象に最大25%の追加輸入関税を検討しているようです。

「米通商政策」や「北朝鮮問題」はこのところ市場のテーマから外れていたものの、再びそれらにも市場の関心が向く可能性があります。各国経済指標の結果や米長期金利(10年債利回り)の動向とともに、米通商政策や北朝鮮関連のニュースに目を向ける必要がありそうです。本日発表される主な経済指標は、独IFO景気動向指数(日本時間17:00)、英GDP改定値(同17:30)、米耐久財受注(同21:30)、米ミシガン大学消費者信頼感指数確定値(同23:00)です。

トルコリラは昨日(24日)下落。対米ドル、対円ともに、23日のTCMB(トルコ中央銀行)の緊急利上げ(後期流動性貸出金利を13.50%から16.50%に引き上げ)後の上げ幅の大部分を失いました。市場は、3.00%の利上げではインフレやトルコリラ安への対応にはなお不十分と判断したようです。市場の一部には、後期流動性貸出金利を20%に引き上げる必要があるとの見方もあります。6月7日の政策会合に向けて、トルコリラは再び下落圧力にさらされる可能性もあります。

(シニアアナリスト 八代和也)

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