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2018/05/18 09:08カナダドル:カナダCPIと小売売上高が相場材料となるか

(欧米市場レビュー)

17日欧米時間の外国為替市場では、米ドル/円が一時1月23日以来となる110.82円まで上昇しました。5月のフィラデルフィア連銀景気指数が34.4と、4月の23.2から大幅に上昇したことや、米長期金利(10年債利回り)が一時2011年7月以来となる3.122%まで上昇したことなどが米ドルの支援材料となりました。

(本日の相場見通し)

日本時間21時30分にカナダの4月CPI(消費者物価指数)と3月小売売上高が発表されます。4月CPIの市場予想は前年比+2.3%と、引き続きBOC(カナダ中銀)のインフレ率目標(+1-3%)の中央値を上回る見込みです。小売売上高の市場予想は前月比+0.3%と、底堅い伸びが予想されています。

カナダドル/円は17日、一時2月8日以来となる86.79円まで上昇しました。カナダドルと相関性の高い原油価格が上昇基調にあることが背景です。その中で、カナダ景気の底堅さが示され、市場が予想するBOCが利上げを行うとの観測が高まれば、カナダドルの支援材料となりそうです。トムソン・ロイターによれば、17日時点で市場が予想する次回会合(5月30日)で利上げが行われる確率は40%です。

(※)カナダドル/円のチャート分析(本日の「注目のチャート」)もご参照ください

トランプ大統領は17日、「中国は非常にわがままになった」と述べ、中国との貿易交渉が成功しないかもしれないとの認識を示しました。米株式市場では、米中貿易摩擦に対する懸念が株価の重石となりました。為替市場の反応は限定的でしたが、米中貿易摩擦の行方に注意を向けておく必要はあります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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