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2018/05/01 08:54米インフレ加速で米ドルは上昇。本日はRBAの声明や米ISM製造業景況指数が相場材料となる可能性も

(欧米市場レビュー)

30日欧米時間の外国為替市場では、ユーロ/円が一時131.86円、ユーロ/米ドルが一時1.2067ドルまで下落しました。4月の独CPI(消費者物価指数)は前年比+1.6%と、3月から横ばいでした。ただ、前月比では+0.0%と、3月の同+0.4%から伸びが鈍化しました。

米ドルは堅調に推移。米ドル/円は一時109.41円まで上昇しました。エネルギーと食料を除く3月の米PCE(個人消費支出)コアは前年比+1.9%と、2月の同+1.6%からインフレが加速しました。

(※)PCEデフレーターに関して、本日の「スポットコメント」をご参照ください

(本日の相場見通し)

日本時間13時30分に、RBA(豪準備銀行)が政策金利を発表します。市場では、政策金利の据え置きが予想されています。豪ドルは4月30日、対米ドルで一時2017年12月12日以来の安値を記録しました。FRB(米連邦準備制度理事会)が利上げを行うなかで、米国の政策金利が豪州のそれを上回ったことなどが背景にあります。

RBAは、政策金利を当面据え置くことを示唆しています。今回の会合でも同様の姿勢が示された場合、豪ドルは上値の重い展開が続くかもしれません。RBAの声明で今後の金融政策に関するヒントが示されるのか注目です。

(※)RBAの声明に関して、4月30日の「オセアニアレポート」をご参照ください
   豪ドル/円:チャート分析は、本日の「注目のチャート」をご参照ください

日本時間23時に4月の米ISM製造業景況指数が発表されます。市場予想は58.4と、3月の59.3から低下が見込まれています。ただし、景気拡大・縮小の境目とされる50を引き続き大幅に上回っており、市場予想通りの結果が示された場合、米景気は堅調と判断することができそうです。米景気の底堅さが示されれば、米ドルのサポート材料となりそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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