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2018/04/30 08:34米PCEコアデフレーターが本日発表。その結果だけでなく、米長期金利や米株式市場にも注目!!

(欧米市場レビュー)

4月27日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが軟調に推移。一時、米ドル/円は108.98円へと下落し、ユーロ/米ドルは1.2129米ドル、豪ドル/米ドルは0.7579米ドル、NZドル/米ドルは0.7091米ドルへと上昇しました。米国の長期金利(10年債利回り)が低下し、米ドルの重しとなりました。米国の1-3月期GDP速報値が前期比年率+2.3%と、市場予想の+2.0%を上回ったものの、米ドル買いにはつながりませんでした。

ポンドも下落。一時、ポンド/円は150.24円へと値を下げました。英国の1-3月期GDPが前期比+0.1%、前年比+1.2%と、市場予想の+0.3%、+1.4%を下回ったことで、BOE(英イングランド銀行)の次回5月会合での利上げ観測が後退。ポンドに下落圧力が加わりました。

(本日の相場見通し)

本日(4月30日)、米国の3月PCE(個人消費支出)コアデフレーターが発表されます。FRBはインフレ指標としてコアCPI(消費者物価指数)以上にPCEコアデフレーターを重視しています。そのため、今回の結果がFRBの金融政策判断に影響を与え、FRBの次回利上げ時期に関する市場の見方を変化させる可能性があります。

PCEコアデフレーターは昨年2月に前年比+1.9%と、FRBが目標とする+2%に接近した後、上昇率が鈍化。8月には+1.3%へと落ち込みました。その後、上昇率が高まり、前回今年2月分は+1.6%でした。本日発表される3月分の市場予想は前年比+1.9%と、FRBの目標に再び近づくとみられています。

CMEグループのFEDウォッチでは、FRBの年内あと2回の利上げがほぼ織り込まれており、3回の利上げの確率も約46%です(4月29日時点)。PCEコアデフレーターが市場予想の+1.9%を上回れば、FRBの利上げは年内あと3回との見方が強まりそうです。その場合、米ドルにとってプラス材料と考えられます。

ただし、足もとの為替市場は米国の長期金利の動向に影響を受けやすい地合いです。PCEコアデフレーターの結果に対する米国の長期金利や株式市場の反応にも注目です。

(シニアアナリスト 八代和也)

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