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2018/04/25 09:24米長期金利は約4年ぶりに3%台まで上昇

(欧米市場レビュー)

24日欧米時間の外国為替市場では、米ドル/円が一時2月9日以来となる109.16円まで上昇しました。米長期金利(10年債利回り)が一時2014年1月以来となる3%台へ上昇したことが材料視されました。ただ、NYダウが前日比-424.56ドルと大幅に下落したこともあり、米ドル買い円売りの流れは続きませんでした。

(本日の相場見通し)

24日、米長期金利は一時約4年ぶりとなる3%台を記録しました。原油価格の上昇などを受けてインフレ期待が高まるなか、4月の消費者信頼感指数や3月の新築住宅販売件数などが市場予想を上回り、米景気の底堅さが示されたことが背景です(≒「良い金利上昇」)。
 

一方で、トランプ政権の経済政策などによる米財政赤字の拡大を背景にした、米国債の需給悪化も長期金利の上昇要因となっています(≒「悪い金利上昇」)。米財務省が行った2年物国債の応札倍率(発行額に対する入札額の倍率)は2.61倍と、3月の2.91倍から低下しました。

米長期金利の上昇が「良い金利上昇(≒米ドル高要因)」なのか「悪い金利上昇(≒米ドル安要因)」なのかといった点が、今後の米ドルの動向に影響しそうです。本日25日に350億ドルの5年債、26日に290億ドルの7年債入札が予定されています。米経済指標などに加えて、米国債の需給にも目を向けておく必要がありそうです。

日本時間25日20時にTCMB(トルコ中銀)が政策金利を発表します。市場では、事実上の政策金利の上限となっている後期流動性貸出金利が0.50%引き上げられると予想されています。TCMBの決定がトルコリラに影響しそうです。

(※)トルコの政策金利について、24日の「オセアニアレポート」をご参照ください

(アナリスト 根岸慎太郎)

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