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2018/04/19 09:10NZドルはCPI発表後に一時上昇も、その後反落

(欧米市場レビュー)

18日欧米時間の外国為替市場では、英ポンド/円が一時152.03円まで下落しました。3月の英CPIは前年比+2.5%と、2017年3月以来の低水準となったことが材料となりました。ただ、依然としてBOE(英中銀)のインフレ率目標である2%を上回っていることから、5月にBOEが利上げを行うとの市場の見方に大きな変化はありませんでした。

トルコリラ/円は一時26.71円まで上昇しました。エルドアン大統領が大統領選挙と議会選挙を6月24日に実施すると発表。大統領の無理な経済運営が選挙後に修正されるとの期待が高まったことがトルコリラの上昇材料となりました。

(※)トルコリラに関して、本日の「スポットコメント」をご参照ください

(本日の相場見通し)

18日に公表された米ベージュブックでは、企業の借り入れは堅調で、消費支出の増加や労働市場の引き締まりを踏まえると、米経済は引き続き成長軌道に乗っているとの認識が示されました。ただ、いくつかのセクターが、新たに導入・検討された関税に懸念を表明したとし、「貿易戦争」のリスクを指摘しました。引き続き「貿易戦争」の行方やその影響に注意する必要はありそうです。

日本時間19日午前7時45分に発表されたNZの第1四半期CPIは前年比+1.1%と、前回の同+1.6%からインフレが鈍化しました。NZドルはCPI発表直後に上昇しました。CPIの結果が市場予想と一致したことや、CPIは第1四半期に底打ちするとのRBNZ(NZ準備銀行)の見方が背景にありそうです。

ただ、NZドルの上昇は限定的で、その後はやや軟調に推移しています。インフレ率は低下傾向にあり、CPIの底打ちが確認されたわけではないため、RBNZが利上げを行うのはまだ先になると考えられます。NZドルはしばらく上値の重い展開が続くかもしれません。

同10時30分に3月の豪雇用統計が発表されます。市場予想は、雇用者数変化が+2.1万人。失業率は5.5%と、前回の5.6%から低下が見込まれています。豪州の労働市場の底堅さが示されれば、豪ドルの支援材料となりそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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