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2018/04/18 09:21日米首脳会談や米ベージュブックに注目

(欧米市場レビュー)

17日欧米時間の外国為替市場では、英ポンド/円が一時152.76円まで下落しました。英雇用統計では、12-2月の失業率(ILO基準)が4.2%と、前回の4.3%から低下しました。ただ、同平均賃金が前年比+2.8%と市場予想の同+3.0%を下回り、英ポンドの下押し要因となりました。

ユーロ/円は一時132.12円、ユーロ/米ドルは一時1.2335ドルまで下落しました。ユーロ圏の4月ZEW景況感指数は1.9と、3月の13.4から大幅に低下。ドイツの同指数は-8.2と3月の5.1から大幅に低下し、2016年7月以来のマイナスとなりました。ユーロ圏やドイツの景況感の悪化がユーロの重石となりました。

米国では堅調な企業決算を材料に株価が上昇。3月の住宅着工件数や同鉱工業生産などの経済指標が市場予想を上回ったことで、米ドルは反発しました。ただし、米ドルの上昇は限定的でした。クドローNEC(米国家経済会議)委員長が、トランプ政権がロシアへの追加制裁を検討していると述べたことが米ドルの上値を押さえました。

(本日の相場見通し)

17日、日米首脳会談がスタートしました。トランプ大統領は北朝鮮問題に関して、「日米は固く結束している」と述べ、米朝首脳会談で日本人拉致問題を取り上げることを約束しました。トランプ大統領はさらに、日本とは通商に関して話し合うとしています。北朝鮮問題で日米の結束を示しましたが、通商に関しては、強硬的な姿勢を示す可能性もあります。引き続き日米首脳会談に注目です。

日本時間23時にBOC(加中銀)が政策金利を発表します。NAFTA(北米自由貿易協定)や「貿易戦争」の不透明感もあり、市場はBOCが政策金利を現行の1.25%に据え置くと予想しています。ただし、カナダの2月CPIは前年比+2.2%と、BOCのインフレ率目標である2%を上回りました。政策金利が据え置かれても、声明で追加利上げが示唆された場合、加ドルの支援材料となりそうです。

年初からの米国の経済指標は、市場予想を下回るものが散見されました。ただ、今週発表された小売売上高や鉱工業生産は市場予想を上回りました。本日(日本時間18日午前3時)、米ベージュブックが公表されます。第1四半期にやや弱含んだ景気の再加速を示唆する材料や、賃金上昇圧力の高まりや物価への波及が報告されるようであれば、米ドルの上昇材料となりそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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