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2018/04/16 09:04為替市場は米英仏軍のシリア攻撃に反応薄。米英仏とロシア・イランの対応に注意

(欧米市場レビュー)

13日欧米時間の外国為替市場では、円売りのち円買いの展開でした。欧州時間やNY時間序盤は、シリア情勢をめぐる懸念が若干後退したことでリスク回避の動きが緩和。一時、米ドル/円は107.74円、ユーロ/円は132.84円、豪ドル/円は84.02円へと上昇しました。

その後、ダウ平均など米主要株価指数が軟調に推移すると、円買いへ。一時、米ドル/円は107.25円、ユーロ/円は132.37円、豪ドル/円は83.28円へと反落しました。

(本日の相場見通し)

米東部時間13日夜(日本時間14日午前)、米軍は英仏軍とともに、シリアの化学兵器関連施設を攻撃しました。

このニュースが出てきたのは13日のNY時間終了後だったため、本日(16日)の為替市場の反応が注目されたものの、今のところ落ち着いた値動きになっています。

その一因として、米英仏軍の今回の攻撃が化学兵器関連施設のみと限定的にとどまったことや、攻撃は1回限りとの見方があります。また、アサド政権を支援するロシアやイランは米英仏の攻撃を非難しながらも、「欧米が再びシリアを攻撃すれば世界は混乱に陥る」との警告にとどめたことが挙げられます。

シリアをめぐる米英仏とロシア・イランの対応に注意する必要があります。ただ、シリア関連で新たなニュースが出てこなければ、市場の関心はいったんシリアから離れる可能性があります。本日は米国の3月小売売上高や4月ニューヨーク連銀製造業景気指数が発表されます。為替市場は、それら経済指標の結果や欧米株の動向に反応する展開になりそうです。

(シニアアナリスト 八代和也)

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