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2018/04/02 09:17米中貿易摩擦の行方に引き続き注目。本日は米ISM製造業景況指数が相場材料か

(欧米市場レビュー)

30日欧米時間の外国為替市場は、主要な欧米市場が祝日で休場だったことで方向感に欠ける展開でした。米ドル/円は106円台前半、ユーロ/円は130円台後半、豪ドル/円は81円台後半の狭いレンジで推移しました。

(本日の相場見通し)

中国は1日、米国が鉄鋼とアルミに関税を賦課する輸入制限を発動したことに対する報復措置として、米国産の豚肉やワインなど計128品目に最大25%の関税を上乗せすると発表しました。関税の上乗せは2日から実施されます。

米中貿易摩擦を巡っては、水面下での交渉が始まっているとみられています。ただ、米国は4月上旬に追加制裁の対象となる約1300品目を公表する見通しです。中国は第2、第3の対抗措置を準備しているとみられています。

交渉に関する新たな情報が示された場合、為替市場が反応する可能性があります。米中貿易摩擦の行方に引き続き注目しておく必要はあります。

米長期金利(10年債利回り)は先週、貿易戦争に対する懸念や米株の下落を背景に2.7%台まで低下しました。最近の経済指標に鈍化の兆しが見られることも背景にあるかもしれません。リスク要因の行方には引き続き注意が必要ですが、経済指標などで米景気の底堅さが示されるかどうかも米長期金利に影響する可能性があります。

本日は、日本時間23時に発表される3月の米ISM製造業景況指数に注目です。2月は60.8と、2004年5月以来の高い水準を記録しました。3月の市場予想は60.0と、引き続き高水準となる見込みです。

米景気の底堅さが示されれば、米長期金利の上昇材料となりそうです。その場合、米ドルのサポートとなる可能性があります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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