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2018/03/22 09:14米FOMC後に米ドル下落。本日、英中銀が金融政策を発表

(欧米市場レビュー)

21日欧米時間の外国為替市場では、米ドルが下落しました。米FOMCはFFレート(政策金利)の誘導目標を1.50-1.75%へ0.25%引き上げました。声明文やパウエル議長の会見では経済に対する自信が示されました。ただ、2018年中の利上げ回数の想定(いわゆる「ドット」の中央値)は3回と、前回(昨年12月に発表)と同じでした。

(※)米FOMCについて、本日の「スポットコメント」をご参照ください

英ポンドは上昇。11-1月の失業率(ILO基準)は4.3%と、前回の4.4%から低下しました。同週間平均賃金は前年比+2.8%と、前回の速報値である同+2.5%から伸びが加速しました(前回値は2.7%へ上方修正)。

(本日の相場見通し)

日本時間18時に3月の独IFO景気動向指数が発表されます。市場では、3月は114.8と、2月の115.4から小幅に低下すると予想されています。20日に発表された3月の独ZEW景況感指数は5.1と、市場予想の13.0を下回り、2月の17.8から大幅に低下しました。IFO景気動向指数でも大幅な低下がみられた場合、ユーロの下落材料となる可能性があります。

日本時間21時にBOE(英中銀)のMPC(金融政策委員会)の結果が公表されます。市場では金融政策の据え置きが予想されています。OIS(翌日物金利スワップ)によれば、21日時点の市場が予想する次回5月の利上げ確率は66.2%です。また、12月に今年2回目の利上げが行われる確率も58%で、市場は年2回の利上げを予想しています。

20日に発表された2月の英CPI(消費者物価指数)は前年比+2.7%と、1月の同+3.0%からインフレは鈍化しましたが、BOEのインフレ率目標である2%を依然として上回りました。21日に発表された英雇用統計では労働市場のひっ迫が示され、賃金の伸びが加速しました。

賃金の伸びが加速したことで、BOEは利上げを行いやすくなったとみることもできそうです。また、ブレグジット交渉に進展の兆しが見られることも、BOEの利上げのハードルを低くする要因となる可能性があります。BOEの今後の金融政策に関する見解に注目です。

本日22日-23日にブリュッセルでEU首脳会議が開催されます。英国とEUは19日、ブレグジット(英国のEU離脱)後の移行期間の条件について大筋合意しました。両者はEU首脳会議で合意文書に署名する見通しです。ブレグジット交渉がさらに進展するかにも注目です。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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