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2018/03/21 08:36米FOMCの結果公表。今後の経済や利上げ見通しに市場は注目!

(欧米市場レビュー)

20日欧米時間の外国為替市場では、利上げがほぼ織り込まれている米FOMCの結果公表を控え、米ドルが反発。米ドル/円は一時106.57円まで上昇。豪ドル/米ドルは一時2017年12月以来となる0.7680ドルまで下落しました。

ユーロ/円は一時130.36円、ユーロ/米ドルは一時1.2240ドルまで下落しました。ユーロ圏の3月ZEW景況感指数は13.4と、2月の29.3から大幅に低下。ドイツの同指数は5.1と、2月の17.8から大幅に低下したことが材料視されました。

英ポンドはやや軟調に推移しました。2月の英CPI(消費者物価指数)は前年比+2.7%と、市場予想の同+2.8%を下回り、1月の同+3.0%からインフレが鈍化しました。

(本日の相場見通し)

本日、日本の株式・債券市場は祝日のため休場となります。米FOMCの結果公表を控え、日本時間の外国為替市場は方向感に欠ける展開となりそうです。

日本時間18時30分に英雇用統計が発表されます。10-12月の失業率(ILO基準)は4.4%まで低下し、労働市場がひっ迫しつつあることが示されました。ただ、10-12月の週間平均賃金は前年比+2.5%と、依然として鈍い伸びが続いています。

週間平均賃金からインフレ率を差し引いた実質賃金は前年比でマイナスです。実質賃金のマイナスが続けば個人消費にとってネガティブな材料と考えられます。前日に発表された2月の英CPIではインフレが鈍化しました。雇用統計で賃金の伸びが示され、実質賃金に上昇の兆しがみられるのかにも注目です。

日本時間22日午前3時に米FOMCの結果が公表されます。市場ではFFレート(政策金利)の引き上げが高い確率で予想されています。そのため、市場は「経済見通し」やFOMC参加者の利上げ見通しを示した「ドットプロット」に注目しそうです。

パウエルFRB議長は2月の議会証言で「経済に対する見通しは強まった」と述べ、昨年12月時点に年3回と予想されている利上げ見通しを引き上げるかどうか検討すると示唆しました。利上げ見通しが年3回から4回に引き上げられるのか、注目です。

足元ではやや軟調な経済指標が増えています。ただし、2000年以降のデータを参考にすれば、第1四半期に景気が弱含み、第2四半期に加速する傾向が見られます。パウエル議長が引き続き経済に対して強気の見解を示すのかにも注目です。パウエル議長の記者会見は日本時間22日午前3時30分に開始予定です。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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