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2018/03/15 09:13米保護主義や弱い経済指標を材料に、米ドルは上値の重い展開

(欧米市場レビュー)

14日欧米時間の外国為替市場では、米ドル/円が一時106.07円まで下落。米国の保護主義に対する懸念や弱い米経済指標が重石となりました。トルコリラ/円も軟調に推移し、一時27.23円まで下落。前日に続き最安値を記録しました。

2月の米小売売上高は前月比-0.1%と、市場予想の同+0.3%を下回り、3年ぶりに3か月連続のマイナスでした。14日にアトランタ連銀が更新したGDPNow(短期予想モデル)では、第1四半期のGDP予想が前期比年率+1.9%と、9日時点の同+2.5%から低下しました。

(本日の相場見通し)

米NEC(国家経済会議)次期委員長にエコノミストでCNBCのコメンテーターを務めるクドロー氏が就任する見込みです。同氏は14日のインタビューで、「強い国には強い通貨が必要」との見解を示し、米ドル高を支持する見解を示しました。

一方で、中国に対しては強硬的な考えを持っているようです。同氏は、中国は通商ルールを守っていないため「厳しい報復」を受けたと述べ、より規模の大きい対中国関税をトランプ政権が準備していると示唆しました。米中関係が悪化するとの見方が強まれば、市場でリスクオフの姿勢が強まる可能性があります。

日本時間15日21時30分に3月のNY連銀製造業景気指数とフィラデルフィア連銀景気指数が発表されます。2月は両者とも比較的高い水準でしたが、ここ数か月はやや低下傾向です。そのことは、景気の先行きに対する不透明感が広がっていることを示唆しているのかもしれません。
 

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日本時間15日朝方のNZドルは、NZの2017年第4四半期GDPの結果を受けて軟調に推移。NZドル/円は一時77.50円、NZドル/米ドルは一時0.7292ドルまで下落しました。第4四半期GDPは前年比+2.9%と、第3四半期の同+2.7%から経済成長の加速が示されたものの、市場予想の同+3.1%を下回ったことが材料視されました。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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