市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2018/03/07 08:55米政府要人の辞任で米ドル/円が下落!本日はTCMBとBOCが政策金利を発表

(欧米市場レビュー)

6日の外国為替市場では、北朝鮮が核兵器放棄の可能性を示したことなどを手掛かりに、米ドルや円などの比較的安全とされる通貨が軟調でした。ユーロ/米ドルは一時1.2417ドルまで上昇。米ドルが軟調だったことで、米ドル/円はほぼ横ばいでした。ただ、円は米ドル以外の通貨に対して下落し、クロス円は底堅く推移しました。

トランプ大統領の輸入関税方針に関して、米政府関係者から反対意見が出ていることもリスクオフの姿勢を和らげました。ムニューシン財務長官は「われわれは貿易戦争に踏み込もうとしているのではない」と述べ、トランプ大統領に近いとされる共和党のパーデュー上院議員は「大統領は関税方針の見直しにオープンな可能性がある」と述べました。

(本日の相場見通し)

トランプ大統領の経済顧問であるコーンNEC(国家経済会議)委員長は6日(日本時間7日午前7時頃)、辞任を表明しました。コーン委員長はトランプ大統領の輸入関税方針に反対していました。コーン委員長の辞任を受けて、米ドル/円は一時105.48円まで下落しました。

ブルームバーグによれば、EUは米国が輸入関税を賦課した場合の報復措置を準備しているようです。輸入関税方針に関しては、米政権内からも反対意見が出ています。貿易相手国のけん制や政権内からの反対を受けて、トランプ大統領が態度を軟化させるのか、引き続き注目しておく必要があります。

日本時間20時にTCMB(トルコ中銀)が政策金利を発表します。市場では、主要な3つの政策金利と事実上の政策金利の上限である後期流動性貸出金利の据え置きが予想されています。金融政策に目立った変更がなければ、トルコリラの反応は限定的となりそうです。

日本時間8日午前0時にBOC(加中銀)が政策金利を発表します。市場では、政策金利の据え置きが予想されています。BOCは、今年1月の前回会合で0.25%の利上げを決定しましたが、「一定の金融緩和の継続が必要になるだろう」と指摘し、利上げペースが鈍化する可能性を示しました。足元の経済指標やNAFTA(北米自由貿易協定)再交渉を踏まえて、BOCの見解に変化があるのか注目です。

(アナリスト 根岸慎太郎)

= = = = = = = = = = = = = = = = =
【FXマーケットスクウェア】
FXマーケットスクウェアは、毎日18時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。
※音声にご注意ください。
= = = = = = = = = = = = = = = = =

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

「市場調査部エクスプレス Todays'Flash!」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ