市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2018/03/01 08:54本日は米PCEデフレーターやISM製造業景況指数に注目

(欧米市場レビュー)

28日の外国為替市場では、米ドル/円が一時106.57円まで下落。クロス円も軟調でした。年度末を控えた日本企業のレパトリ(海外に保有する資金を本国に還流させること)が意識されていることや、日銀が国債買入額を減額したことが円の支援材料となりました。

ユーロ/円は一時2017年9月以来となる130.00円まで、ユーロ/米ドルは一時1.2185ドルまで下落しました。2月のユーロ圏CPI(消費者物価指数)は前年比+1.2%と、2016年12月以来の鈍い伸びを記録し、ユーロの下押し要因となりました。

(本日の相場見通し)

日本時間3月1日22時30分に1月の米PCE(個人消費支出)デフレーターが、同2日午前0時に2月の米ISM製造業景況指数が発表されます。

FRBが重視するPCEコア(エネルギーと食料を除く)は、12月は前年比+1.5%と、FRBの目標である+2.0%を大きく下回りました。2月の市場予想は同+1.5%と、横ばいが見込まれています。

ただし、2月14日に発表された1月の米CPI(消費者物価指数)コアは前年比+1.8%と、市場予想の同+1.7%を上回り、インフレの加速が示されました。PCEデフレーターでも市場予想を上回る結果が示された場合、米ドルや米長期金利が反応する可能性があります。

1月のISM製造業景況指数は59.1と、12月から小幅に低下したものの、2016年9月以降は景気拡大・縮小の境目である50を大きく上回っています。引き続き景気の底堅さが示されるのか注目です。

2月27日に下院で議会証言を行ったパウエルFRB議長は、景気や物価見通しに自信を示し、利上げペースを加速させる可能性にも言及しました。インフレの加速や景気の底堅さが確認されるようなら、米ドルの上昇材料となるかもしれません。

(アナリスト 根岸慎太郎)

= = = = = = = = = = = = = = = = =
【FXマーケットスクウェア】
FXマーケットスクウェアは、毎日18時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。
※音声にご注意ください。
= = = = = = = = = = = = = = = = =

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

「市場調査部エクスプレス Todays'Flash!」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ