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2018/02/28 08:58パウエルFRB議長の発言で米ドルは上昇。ユーロは鈍いインフレの伸びが重石に

(欧米市場レビュー)

27日の外国為替市場では、2月の米消費者信頼感指数やパウエルFRB議長の議会証言を材料に、米ドル/円が一時107.63円まで上昇しました。2月の米消費者信頼感指数は130.8と、市場予想を大幅に上回り、2000年11月以来の高い水準でした。パウエル議長は「昨年12月以降、私の個人的な経済に関する見通しは強まった」と述べ、FOMCで年3回と予想されている利上げ見通しを引き上げるかどうか検討する可能性を示しました。

(※)パウエル議長の議会証言について、本日の「スポットコメント」をご参照ください

ユーロ/円は一時131.28円まで、ユーロ/米ドルは一時1.2218ドルまで下落しました。ドイツ連銀のバイトマン総裁は、ECBの債券購入プログラムを2018年中に終了できるとの見解を示しました。ただ、2月の独CPI(消費者物価指数、ユーロ基準)が前年比+1.2%と、1月の同+1.4%から低下したことがユーロの重石となりました。

(本日の相場見通し)

日本時間19時に2月のユーロ圏CPI(消費者物価指数)が発表されます。市場予想は前年比+1.2%と、1月の同+1.3%からインフレが鈍化するとみられています。市場では、ECBがQEを縮小あるいは停止するとの見方が依然としてあります。ただ、27日の外国為替市場では、弱い独CPIがユーロの重石となりました。インフレの伸びが鈍い中では、前述のような市場の見方は強まりにくいのかもしれません。
 

米国では、日本時間22時30分に第4四半期GDP(改定値)、23時45分に2月のシカゴ購買部協会景気指数が発表されます。経済指標で、底堅い経済成長が続いていることが示されれば、米ドルの支援材料となりそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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