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2018/02/27 08:58市場の注目は、本日のパウエルFRB議長の議会証言に

(欧米市場レビュー)

26日の外国為替市場では目立った材料がないなか、日本時間に下落していた米ドル/円が下げ幅を縮小し、一時107円台を回復しました。ただ、パウエルFRB議長の議会証言を本日に控え、上昇は限定的でした。

ユーロは小幅に上昇しました。ドラギ総裁は欧州議会で、ユーロ圏経済は力強く拡大しているとの見解を示しました。また、為替レートの変動は物価の見通しに影響を与える可能性があるため、注意深い監視に値すると述べました。

加ドルは小幅に下落しました。25日からメキシコで開始された第7回NAFTA(北米自由貿易協定)再交渉の不透明感が重石となりました。

(本日の相場見通し)

日本時間27日22時に2月の独CPI(消費者物価指数)が発表されます。2月の市場予想は前年比+1.5%と、1月の同+1.6%からインフレが鈍化する見込みです。ドラギ総裁は、ユーロ圏経済の成長に自信を深めていることを示しましたが、インフレの鈍い伸びが続くようであれば、ユーロは上値の重い展開が続くかもしれません。

パウエル議長は本日27日、下院金融サービス委員会で半期に一度の議会証言を行います(当初予定されていた28日から前倒し)。今後の利上げ回数などに関して、明確な方針が示されるとの見方は少数派です。それでも、現在のFRB(FOMC)内の考えを垣間見ることはできそうです。市場での注目度が高いことから、パウエル議長の発言が相場材料となる可能性があります。

日本時間27日22時30分に1月の米耐久財受注、28日午前0時に2月の米消費者信頼感指数が発表されます。市場では、1月の耐久財受注は12月から減少すると予想されています。2月の消費者信頼感指数の市場予想は126.3と、引き続き高い水準が見込まれています。米経済指標も米ドルの相場材料となる可能性があり、注目しておく必要があります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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