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2018/02/26 08:41パウエルFRB議長の議会証言や米PCEデフレーターが今週の相場材料に

(欧米市場レビュー)

23日の外国為替市場では、米ドルはほぼ横ばいに推移。目立った経済指標の発表などがなかったことから、方向感に欠ける展開でした。加ドル/円は一時84.50円まで上昇。1月の加CPIは前年比+1.7%と、市場予想の同+1.4%を上回ったことが材料視されました。

(本日の相場見通し)

パウエルFRB議長は、27日に下院金融委員会、3月1日に上院銀行委員会で証言を行う予定です。下院での議会証言は、当初予定されていた28日から前倒しされました。パウエル議長から、今後の利上げペースに関するFOMC内の見解が示される可能性があります。パウエル議長の証言が、米ドルの相場材料となるかもしれません。

3月1日に発表される1月の米PCE(個人消費支出)デフレーターにも市場の注目が集まりそうです。FRBが重視するエネルギーと食料を除くPCEコアは、12月は前年比+1.5%と、FRBの目標である+2.0%を大きく下回りました。トムソンロイターによれば、2月の市場予想は同+1.5%と、横ばいが見込まれています。

ただし、14日に発表された1月の米CPI(消費者物価指数)コアは前年比+1.8%と、市場予想の同+1.7%を上回り、インフレが加速しました。PCEデフレーターでも市場予想を上回る結果が示された場合、米長期金利が反応する可能性があります。

イタリアでは、3月4日に総選挙の投開票が予定されています。ドイツでは同日に、メルケル首相率いるCDU・CSU(キリスト教民主・社会同盟)との「大連立」に関して、SPD(社会民主党)の党員投票の結果が公表される予定です。

独長期金利は23日に0.651%と、約1か月ぶりの安値へ低下しました。欧州政治のゆくえに対して、市場の警戒心が高まっているとみることも可能です。欧州政治を巡る市場の思惑がユーロの相場材料となるかもしれません。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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