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2018/02/22 09:33米FOMC議事録を受けて米ドルが上昇。南ア与党の増税発表でランドは堅調

(欧米市場レビュー)

21日の外国為替市場は、米ドル指数が4営業日続伸し、米ドル/円は一時107.86円まで上昇しました。米ドル/円の上昇や南アフリカの増税発表を受けて、南アランド/円は一時2015年8月以来となる9.23円まで上昇しました。

米FOMC議事録では、参加者が経済見通しや物価見通しに自信を深めていることが示されました。議事録公表直後に米ドルは一時下落しましたが、その後すぐに反発。米10年債利回りは、一時2014年1月以来となる2.957%まで上昇し、米ドルの支援材料となりました。

(※)米FOMCについて、本日の「スポットコメント」をご参照ください

米ドルの上昇を受けて、ユーロ/米ドルは一時1.2279ドルまで下落しました。21日に発表された2月のユーロ圏マークイット製造業PMI(購買担当者景気指数)は58.5と、1月の59.6から低下したこともユーロの重石となりました。

(本日の相場見通し)

南アフリカのラマポーザ新大統領は、債務状況を安定させ、南ア国債の格下げ回避に努める姿勢をしました。南ア与党のANC(アフリカ民族会議)は、付加価値税を引き上げる模様です。ギガバ財務相の発表によれば、付加価値税は14%から15%に引き上げられます。

日本時間18時に2月の独IFO景気動向指数が発表されます。市場予想は117.0と、1月の117.6から小幅な低下を見込んでいます。今週発表された2月の独ZEW景況感指数や同マークイット製造業PMIは、いずれも市場予想を下回り、1月から低下しました。ドイツの景況感が低下すれば、ユーロの重石となるかもしれません。

米ドル/円は21日、米FOMC議事録公表後の米長期金利上昇を好感して上昇しました。米長期金利の上昇が、経済見通しやインフレ見通しに対して、FOMC参加者が自信を深めていることが示されたことによる「良い金利上昇」だったことが背景にありそうです。今後、「良い金利上昇」の側面が意識される局面が増えるかもしれません。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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