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2018/02/15 09:27米ドル/円は一時約1年3か月ぶり安値。トルコリラ/円は一時最安値まで下落

(欧米市場レビュー)

14日の外国為替市場では、米ドル/円が一時2016年11月以来となる106.72円まで下落しました。1月の米CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回り、インフレの伸びが示されたことで米10年債利回りが一時2.92%まで上昇し、米ドル/円は反発しました。

しかし、米ドル/円の上昇は一時的。米株が上昇するなかでリスクオンの姿勢が強まり、「安全な」通貨として円に次いで買われていた米ドルは軟調な展開でした。CPIと同時に発表された1月の米小売売上高が市場予想を下回ったことも、米ドルの重石となった可能性があります。

米ドル/円の下落を受けてクロス円は軟調に推移。豪ドル/円は一時2017年6月以来となる83.33円、トルコリラ/円は2017年11月28日の最安値27.98円まで下落しました。その後、米ドルが軟調となり、対米ドルで各国の通貨は上昇。クロス円は下げ幅を縮小しました。

(本日の相場見通し)

本日は、2月のNY連銀製造業景気指数(日本時間22時30分)やフィラ連銀景気指数(同時刻)、1月の米鉱工業生産指数(日本時間23時15分)が発表される予定です。

NY連銀製造業景気指数とフィラ連銀景気指数について、市場は両者とも前回値から小幅に低下すると予想しています。前回値は両者とも過去と比較して高い水準にありますが、ピークからは低下傾向です。市場は、景気の先行きにやや不安を感じているのかもしれません。市場予想との比較だけでなく、方向感にも注意しておく必要があります。

 

米鉱工業生産指数は、米景気の底堅さを示しています。同指数は2017年10月以降、前年比+3%を上回り、12月は同+3.6%でした。また、設備稼働率は77.9%と高い水準にあり、米製造業の好調を示しています。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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