市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2018/02/02 08:44米雇用統計やFRB当局者の発言に注目!!

(欧米市場レビュー)

2月1日欧米時間の外国為替市場では、ユーロが堅調に推移。一時、ユーロ/米ドルは1.2519米ドルへ、ユーロ/円は136.95円へと上昇しました。ユーロ/円は約2年4か月ぶりの高値を更新しました。オーストリア中銀のノボトニー総裁が「ECB(欧州中央銀行)は国債購入プログラムを終了すべき」との見解を示し、ユーロを押し上げました。また、「ECBの一部当局者が、ドラギ総裁に政策金利を現行水準に据え置く期間について、より明確なシグナルを送るように促している」との報道も、ユーロの支援材料になったと考えられます。

(本日の相場見通し)

昨日(1日)、欧米時間はECBに関する報道が材料となりました。ECB当局者の発言に引き続き注意が必要です。

本日(2日)は、米国の1月雇用統計(日本時間22時30分)が発表されます。FRB(米連邦準備制度理事会)には「物価の安定」のほか、「雇用の最大化」の責務もあるため、雇用統計はFRBの金融政策決定に大きな影響を与えると言われます。米国の雇用統計は、市場で最も注目される経済指標のひとつです。

雇用統計の市場予想は、非農業部門雇用者数が前月比18.0万人増、失業率が4.1%、平均賃金が前月比+0.3%、前年比+2.6%。市場予想から大きくかけ離れる結果の場合、為替市場が反応する可能性があります。

その後、米ダラス連銀総裁やサンフランシスコ連銀総裁が講演を行います。両総裁の講演で、FRBの利上げの時期やペースについて新たな手掛かりが提供されれば、為替市場が反応しそうです。サンフランシスコ連銀総裁は今年のFOMCで投票権を持つため、その発言には特に注目です。

市場では、FRBの次の利上げは今年3月との見方が有力です。CMEフェドウオッチによると、市場が2月1日時点で織り込む、3月20-21日の次回FOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げ確率は80.3%。一方、今年の利上げ回数については、市場では3月を含めて3回との見方が有力です。

(シニアアナリスト 八代和也)

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