市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2018/01/31 08:59トランプ大統領の一般教書演説や米FOMCの声明文が相場材料となるか

(欧米市場レビュー)

30日の外国為替市場では、アジア時間に軟調だった米ドルが下げ幅を縮小しました。資源価格の下落を背景にし、米ドルは対資源国通貨で小幅に反発。ムニューシン米財務長官が「長期的には断然強いドルを支持する」と発言したことで、米ドルは下げ幅を縮小しました。

ユーロは小幅に上昇。ユーロ圏の第4四半期GDPは前年比+2.7%と、ユーロ圏経済の底堅い成長が示されたことが材料視されました。1月の独CPI(消費者物価指数)は前年比+1.6%と、2017年12月からインフレが鈍化しましたが、ユーロの反応はほぼみられませんでした。

(本日の相場見通し)

日本時間午前11時ごろ、トランプ大統領の一般教書演説が予定されています。演説では、通商政策や移民政策、インフラ投資などに言及するとみられます。演説に市場の注目が集まっており、日本時間の相場材料となる可能性があります。

日本時間19時に、1月のユーロ圏CPI(消費者物価指数)が発表されます。市場予想は前年比+1.3%と、依然としてECBの目標である+2.0%近辺を大きく下回る見込みです。堅調なユーロ圏経済やECBが早い時期に金融政策のガイダンスを調整するとの見方が、足元のユーロの支援材料になっています。ユーロ圏のインフレが依然として鈍いことが示された場合、ユーロの上昇は一服するかもしれません。

日本時間2月1日午前4時に米FOMCの結果が発表されます。2月3日に任期を終えるイエレン議長にとって、最後のFOMCとなります。市場では金融政策の据え置きが予想されています。一部では、米税制改革の成立により経済が上振れする可能性を受けて、FOMCの声明が幾分かタカ派寄りになるとの見方があります。その場合、米ドルの支援材料となるかもしれません。FOMCの声明文に注目しておく必要があります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

= = = = = = = = = = = = = = = = =
【FXマーケットスクウェア】
FXマーケットスクウェアは、毎日18時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。
※音声にご注意ください。
= = = = = = = = = = = = = = = = =

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

「市場調査部エクスプレス Todays'Flash!」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ