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2018/01/30 09:23米10年債利回りは約3年9か月ぶりの高値へ上昇

(欧米市場レビュー)

29日の外国為替市場では、米ドルが上昇しました。ECB理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁がQE(量的緩和)終了を支持する発言をし、独10年債利回りが上昇しました。独金利の上昇が波及し、米10年債利回りは一時2014年4月以来となる2.72%まで上昇。米ドルの支援材料となりました。

2017年12月の米PCEデフレーターは、エネルギーと食品を除くコアが前年比+1.524%と、11月の同+1.493%から小幅に上昇。PCEコアデフレーターは、8月以降じりじりと上昇していることが示されました。米ドルは小幅に上昇しましたが、影響は限定的でした。

(本日の相場見通し)

日本時間19時、ユーロ圏の第4四半期GDPが発表されます。第4四半期の市場予想は前年比+2.7%と、ユーロ圏経済の底堅い成長が示されると見込まれています。クノット・オランダ中銀総裁は、債券買い入れプログラムを「続ける理由は何もない」とした上で、ECBは同プログラムをどのように終了するかについてできる限り早く明確にすべきとの見解を示しました。市場予想通り、ユーロ圏景気が堅調と示されれば、クノット総裁の見解をサポートする材料となりそうです。

本日、トランプ大統領の一般教書演説が予定されています(日本時間31日午前11時開始予定)。演説では、通商政策や移民政策、インフラ投資などに言及するとみられます。演説では、インフラ投資計画の詳細などについては触れられないとの見方があります。ただ、トランプ大統領は24日、今後10年間のインフラ投資について、当初の約1兆ドルを上回る1兆7000億ドルになるとの見解を示しました。インフラ投資などの言及に市場が反応する可能性はあり、注目しておく必要があります。

29日、独10年債利回りは一時2015年12月以来となる0.707%まで上昇。米10年債利回りも約3年9か月ぶりの高値まで上昇しました。足元では、世界的に金利上昇圧力が見られます。為替相場に影響する可能性があるため、各国の金利動向にも注目しておく必要があります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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