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2018/01/23 08:48米シャットダウンは解除も、米ドルは上値の重い展開。本日は日銀の金融政策決定会合が相場材料に?

(欧米市場レビュー)

22日の外国為替市場では、米ドル/円が一時111.22円まで上昇しました。米議会が2月8日までのつなぎ予算を可決したことが好感されました。米政府機関の一部閉鎖は解除された模様です(後述)。

(本日の相場見通し)

米議会は、シャットダウン(政府機関の一部閉鎖)を解除するためのつなぎ予算を可決しました。トランプ大統領の署名を経てつなぎ予算は成立します。ただ、シャットダウンが解除されることを好感した米ドルの上昇は一時的でした。つなぎ予算が2月8日までで、引き続きシャットダウンの可能性があることや、焦点となっていた不法移民の子供に対する特別措置(DACA)の審議が事実上先送りされたためです。

民主党はつなぎ予算に協力する代わりにDACAを存続するよう主張してきました。上院の与野党は、つなぎ予算の期限(2月8日)までにDACAに関する法案の採決に進める妥協案で合意しました。

本日、日銀金融政策決定会合の結果が発表されます。市場は金融政策の据え置きを予想していますが、会合後に公表される展望レポート(経済・物価情勢の展望)や、黒田総裁の記者会見(日本時間15時30分)が相場材料になる可能性はあります。

2017年の日銀の国債の買い入れ額は約57兆円でした。市場にアナウンスすることなく国債の買い入れ額を減らす、「ステルス・テーパリング」とも呼ばれています。本日の金融政策決定会合や黒田総裁の記者会見で、金融政策に関する何らかのヒントが示されるのか、国債買い入れ額の減少に関する説明がなされるのか注目です。
 

(アナリスト 根岸慎太郎)

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