市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2018/01/17 08:56本日BOCが政策金利を発表。米ベージュブックにも注目

(欧米市場レビュー)

16日の外国為替市場は、方向感に欠ける展開でした。2017年12月の英CPI(消費者物価指数)は前年比+3.0%と、前回の同+3.1%からインフレが鈍化しましたが、英ポンドの反応は限定的でした。1月のNY連銀製造業景気指数は17.7と、市場予想の18を下回り、前回の19.6から低下しました。ただ、依然として高い水準を保っており、米ドルへの影響はほぼみられませんでした。

(本日の相場見通し)

日本時間18日午前0時にBOC(カナダ中銀)が政策金利を発表します。OIS(翌日物金利スワップ)による、市場が予想する利上げ確率は16日時点で89.9%です。高い確率で利上げが予想されていることから、利上げが決定されても市場はそれほど大きく反応しないかもしれません。その場合、声明などで追加利上げの可能性が示されるかに市場は注目しそうです。

BOCが政策金利を据え置く可能性もあります。NAFTA(北米自由貿易協定)再交渉の先行きに不透明感があるためです。NAFTA再交渉の第6回会合は、1月23-28日の日程で行われます。政策金利が据え置かれた場合、失望感から加ドルに下押し圧力が加わる可能性があります。

日本時間18日午前3時に米ベージュブックが公表されます。直近の経済指標が示すように、米景気の底堅さが報告されるのか注目です。

前回ベージュブックでは、「物価上昇圧力は強まった」と報告され、労働市場は「広い範囲でタイト」と表現されました。12日に発表された2017年12月の米CPIコア(エネルギーと食料を除く)は前年比+1.8%と、11月の同+1.7%からインフレが加速しました。労働市場がひっ迫しつつある中、賃金の上昇圧力に関する報告があれば、インフレ観測が高まり、米ドルの支援材料となるかもしれません。

(アナリスト 根岸慎太郎)

= = = = = = = = = = = = = = = = =
【FXマーケットスクウェア】
FXマーケットスクウェアは、毎日18時ごろアップの予定です。

※動画のアップ時間は前後する可能性があります。
※音声にご注意ください。
= = = = = = = = = = = = = = = = =

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

「市場調査部エクスプレス Todays'Flash!」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ