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2018/01/12 09:14ECB理事会議事要旨を受けてユーロが堅調。本日は米CPIに注目

(欧米市場レビュー)

11日の外国為替市場では、ユーロが堅調に推移。ユーロ/円は一時134.36円、ユーロ/米ドルは一時1.2061ドルへ上昇しました。ECB理事会議事要旨(2017年12月13-14日開催分)で、2018年の早い時期にフォワードガイダンスの微調整に着手する可能性が示されました。市場では、ECBが金融緩和を縮小する可能性が意識され、独10年債利回りが上昇。ユーロの支援材料となりました。

ユーロの上昇を受けて、米ドルは軟調に推移。米ドル/円は一時2017年11月8日以来となる111.08円まで下落しました。その後発表された12月の米PPI(生産者物価指数)が前月比-0.1%と、2016年8月以来のマイナスとなったことで、米ドルは下げ幅を拡大しました。また、11日に実施された米30年物国債入札が好調だったことで、長期債を中心に国債利回りが下落したことも米ドルの下押し要因となりました。

(本日の相場見通し)

本日は日本時間22時30分に発表される12月の米小売売上高や同CPI(消費者物価指数)に注目です。

11月の小売売上高は前年比+5.8%と、2012年3月以来の高い伸びとなり、米消費の底堅さを示しました。12月も引き続き堅調な結果となれば、米ドルのサポート材料となりそうです。ただ、11日の外国為替市場では、弱いPPIを受けて米ドルが下落しました。市場は同時刻に発表されるCPIにより反応する可能性があります。

12月のCPIの市場予想は前年比+2.1%と、11月の同+2.2%からインフレが鈍化するとみられています。FRBが重視するエネルギーと食料を除くCPIコアの12月の市場予想は前年比+1.7%と、11月から横ばいが見込まれています。市場予想通り、インフレの鈍い伸びが示された場合、米ドルは上値の重い展開となるかもしれません。

日本時間13日午前1時30分にバイトマン・ドイツ連銀総裁の講演が予定されています。バイトマン総裁はECBの中でもタカ派とみられています。バイトマン総裁から金融緩和の縮小に積極的と取れる発言などがあれば、ユーロが反応する可能性があります。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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