市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2018/01/08 08:55各国株価動向や米FRB当局者の発言に注目!

(欧米市場レビュー)

5日欧米時間の外国為替市場では、堅調な欧米株を背景に、円が弱含み。一時、米ドル/円は113.26円、ユーロ/円は136.58円、豪ドル/円は89.03円、NZドル/円は81.20円へと上昇しました。英独仏など欧州主要株価指数が上昇したほか、ダウ平均・S&P500・ナスダックの米国の主要3株価指数がいずれも史上最高値を更新しました。

米国の2017年12月雇用統計を受けて、米ドルが下落する場面があったものの、その反応は一時的でした。*雇用統計については、本日8日のスポットコメント『米雇用統計:労働市場は十分に堅調。賃金の伸びが高まれば、利上げペース加速も』をご覧ください。

(本日の相場見通し)

世界的に株高が進んでいます。先週金曜日(5日)に米国の主要3株価指数が史上最高値を記録したほか、アジア株(インドやタイは5日に史上最高値を更新)や欧州株も堅調です。株高が円の重しとなる一方、豪ドルやNZドルの支援材料となっています。本日(8日)も引き続き、欧米など株式市場の動向に目を向ける必要がありそうです。

また、米国のアトランタ連銀総裁、サンフランシスコ連銀総裁、ボストン連銀総裁が米東部時間8日(日本時間9日未明〜朝)に相次いで講演を行います。3連銀総裁の講演の内容が相場材料になる可能性もあります。

FRB(米連邦準備制度理事会)は昨年(2017年)12月12-13日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.25%の利上げを決定。その時に示されたFOMC参加者16人の2018年の利上げ回数予想の中央値は3回でした。

市場では、FRBの次の利上げは今年(2018年)3月との見方が有力です。CMEフェドウオッチによると、市場が織り込む、次回1月30-31日のFOMCでの利上げ確率は1.5%(据え置き98.5%)。利上げの確率は、3月20-21日FOMCでは68.1%へと上昇します(1月7日時点)。

アトランタ連銀総裁らの講演で、FRBの利上げの時期やペースについて新たな手掛かりが提供されれば、為替市場が反応する可能性があります。アトランタ連銀総裁とサンフランシスコ連銀総裁は今年のFOMCで投票権を持つため、両総裁の発言には特に注目です。

(シニアアナリスト 八代和也)

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