市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2017/12/25 09:10本日は薄商いが見込まれるも、ボラティリティの高まりには注意が必要

(欧米市場レビュー)

22日に発表されたFRBが重視する米PCE(個人消費支出)コア・デフレーターは、11月は前年比+1.5%と、10月の同+1.4%からインフレが加速しました。トランプ大統領は22日、税制改革法案と継続予算案に署名しました。そうした中、22日の欧米の外国為替市場では、クリスマス休暇を前に米ドル/円は方向感に欠ける展開でした。

(※)米議会に関して、本日の「スポットコメント」をご参照ください

加ドル/円は一時88.66円まで下落しました。10月のGDPは前月比±0.0%と、市場予想の同+0.2%を下回ったことや9月の同+0.2%から鈍化したことが材料視されました。

(本日の相場見通し)

本日はクリスマスのため、欧米をはじめとした主要なマーケットが休場となります。取引が控えられることから、為替市場では方向感に欠ける展開となりそうです。ただ、商いが細るなかで、地政学リスクなどの材料が急に出てきた場合、ボラティリティが高くなる可能性はありそうです。

国連安保理は22日、北朝鮮が11月に新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射したことを受け、同国に対する追加制裁決議案を全会一致で採択しました。同決議では、北朝鮮への石油精製品輸出を制限することで同国への輸出の約90%を禁止します。また、24か月以内に北朝鮮の海外出稼ぎ労働者の本国送還を求めるようです。

北朝鮮は国連安保理の追加制裁決議について、「戦争行為だ」と非難し、支持国への報復を示唆する声明を発表しました。過去には12月や1月にミサイルを発射したこともあり、北朝鮮の動向には注意しておく必要がありそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

*本日はオセアニア・レポートはお休みです。明日26日より再開します。

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