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2017/12/18 09:10米税制改革法案は今週中に成立か!?

(欧米市場レビュー)

15日の欧米の外国為替市場では、米税制改革が年内に成立するとの期待から米ドルが堅調に推移。米ドル/円は一時112.74円まで上昇、ユーロ/米ドルは一時1.1754ドルまで下落しました。

南アランド/円は一時7月27日以来となる8.61円まで急伸。次期党首を決定する与党ANC(アフリカ民族会議)の党大会への思惑が南アランドの相場材料となりました。

(本日の相場見通し)

今週は米税制改革が米ドルの相場材料となりそうです。共和党指導部は15日、税制改革法案の詳細を最終決定しました。党内の反対派とみられていた議員も賛成に転じ、下院は19日、上院は20日に同法案を採決する方向で調整を進めています。同法案が上下両院で可決された後、トランプ大統領の署名を経て税制改革法案が成立します。

15日、ユーロを担保に米ドルを借り入れるコストが急上昇し、米ドル調達のプレミアムは2012年以来の水準に達しました。ユーロの投資家が、米ドルを調達して米10年債に投資する際の利回りはマイナス圏へと低下しました。

<ユーロの投資家が米10年債に投資した際の利回り>
 
(出所:Bloomberg)

例年、年末には米ドル需要が高まる傾向がありますが、今年は米税制改革案のゆくえ次第で米企業が資金を米国に還流させる可能性があり、税制改革法案成立の予想が米ドルのひっ迫につながっているとの見方があます。米ドルの需給面からも税制改革法案のゆくえに注目です。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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