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2017/12/05 09:04トルコリラ/円は29円台へ上昇。本日は米ISM非製造業景況指数に注目

(欧米市場レビュー)

2日の欧米の外国為替市場では、米税制改革への期待から米ドルが底堅く推移。米ドル/円は一時113.10円まで上昇し、ユーロ/米ドルは一時1.1833ドルまで下落しました。

英ポンド/円は、ブレグジット(英国のEU離脱)交渉が進展するとの期待から一時2016年6月24日以来となる153.01円まで上昇しました。ただ、メイ英首相とユンケル欧州委員長の会談で合意が持ち越されたことが伝わると、英ポンドは上げ幅を縮小しました。

(※)ブレグジット交渉に関して、本日の「スポットコメント」をご参照ください

トルコリラ/円は一時29.20円まで上昇しました。11月のCPI(消費者物価指数)が前年比+12.98%まで上昇したことで、TCMB(トルコ中銀)が利上げを行うとの見方がトルコリラの上昇材料となりました。また、エルドアン大統領が「資本の流れを制限させる要請や指示はしていない」と発言したことも、トルコリラのサポート材料となりました。エルドアン大統領は3日、資産の海外移転を試みるビジネス関係者を「裏切り者」と述べていました。

南アランド/円は一時10月20日以来となる8.35円まで上昇しました。与党ANC(アフリカ民族会議)の党首選で、ラマフォサ副大統領が順調に支持を集めていることが好感されました。

(本日の相場見通し)

日本時間5日12時30分にRBA(豪準備銀行)が政策金利を発表します。市場では、政策金利の据え置きが予想されています。そのため、同時に発表される声明が相場材料となる可能性があります。

(※)RBAの政策金利発表に関して、4日の「オセアニアレポート」をご参照ください

同6日午前0時に11月の米ISM非製造業景況指数が発表されます。10月は60.1と、2005年8月以来の高水準でした。同指数は2010年1月以降、活動拡大・後退の境目である50を上回っています。また、サービス業の先行きをみるうえで参考にされる新規受注指数も高水準です。米民間経済の約7割を占めるサービス業が引き続き堅調との見方が広がれば、米ドルのサポートとなりそうです。
 

(アナリスト 根岸慎太郎)

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