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2017/11/17 09:25米下院は税制改革法案を可決。市場の注目は上院へ

(欧米市場レビュー)

16日の欧米の外国為替市場では、米下院が本会議で税制改革法案を可決しましたが、米ドルの反応は限定的でした。今後、米上院での審議が焦点となりそうです。

南アランドは対米ドル、対円ともに上昇。南アランドは、政治の不透明感を背景に下落傾向にありますが、16日は米ドルの上値が重かったことや、他の資源・新興国通貨が比較的底堅い地合いだったことがサポートとなりました。

(本日の相場見通し)

米下院は税制改革法案を可決しましたが、為替市場の反応は限定的でした。上院では、下院と内容の異なる税制改革案が発表されましたが、既に反対的な立場を表明する共和党議員もいます。

税制改革案の成立には今後、(1)上院での法案可決、(2)上院案と下院案のすり合わせ、(3)大統領の署名が必要になります。まだまだ紆余曲折が予想され、引き続き税制改革のゆくえに注目です。

米国のインフレの鈍い伸びなどを背景に米長期金利は上値の重い展開が続いています。また、米長期金利の鈍い上昇の背景として、自然利子率の低下を指摘する声もあります。自然利子率は、景気に、刺激的でも引き締め的でもない中立の利子率と考えられています。

ダラス連銀のカプラン総裁は16日、自然利子率の低下は利回り曲線のフラット化(長短金利差の縮小)を意味すると指摘しました。米長期金利の上値が重くなるとの見方があることは、米ドルの重石となるかもしれません。

(※)米長短金利差に関して、本日の「スポットコメント」をご参照ください

(アナリスト 根岸慎太郎)

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