市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2017/11/16 09:24英景気の鈍化が示されれば、英ポンドは軟調となる可能性も

(欧米市場レビュー)

15日の欧米の外国為替市場では、米税制改革の不透明感が引き続き米ドルの重石となり、米ドル/円は一時112.46円まで下落、ユーロ/米ドルは一時1.1857ドルまで上昇しました。米経済指標で堅調な結果が示されると米ドルは下げ幅を縮小しました。

(※)米税制改革について、詳しくは本日の「スポットコメント」をご参照ください

10月の米CPI(消費者物価指数)コア(エネルギーと食料を除く)は前年比+1.8%と、9月の同+1.7%から伸びが加速しました。10月の小売売上高は前月比+0.2%と、市場予想の同0.0%を上回る堅調な結果となりました。

(本日の相場見通し)

日本時間18時30分に10月の英小売売上高が発表されます。10月の小売売上高は前年比-0.6%と、9月から減少が予想されています。英小売売上高は2016年10月以降鈍化傾向です。前年比でマイナスとなれば2013年3月以来のことで、英景気の鈍化が意識されるかもしれません。その場合、英ポンドのマイナス要因となりそうです。
 

米国では、11月のフィラデルフィア連銀景気指数(日本時間22時30分)や10月の鉱工業生産指数(同23時15分)に注目です。11月フィラ連銀指数の市場予想は24.1と、10月の27.9から低下が予想されています。10月の鉱工業生産指数は前月比+0.5%と、9月の同+0.3%から改善が見込まれています。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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