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2017/10/20 09:13衆院選は与党優勢!加経済指標にも注目

(欧米市場レビュー)

19日の欧米の外国為替市場では、NZ政治情勢への懸念からNZドルが下げ幅を拡大。NZドル/円は一時9月11日以来となる78.89円まで、NZドル/米ドルは一時5月26日以来となる0.7008ドルまで下落しました。

(※)NZ政治情勢に関して、詳しくは昨日の「オセアニアレポート」をご参照ください

ユーロは堅調に推移。来週26日に控えるECB理事会を前にしたポジション調整とみられます。ロイターによれば、ECB理事会がQE(量的緩和)縮小を決定するとの見方が大勢となっています。スペイン政府はカタルーニャ自治州の自治権停止の手続きを進める方針を示しましたが、ユーロへの影響は限定的でした。

欧州時間に軟調だった米ドルは、米国時間に下げ幅を縮小しました。米失業保険申請件数が1973年以来となる水準まで減少したことや、10月のフィラ連銀景気指数が27.9と、市場予想の22を大幅に上回ったことが米ドルのサポート材料となりました。

(本日の相場見通し)

日本時間20日21時30分に9月の加CPI(消費者物価指数)や同小売売上高が発表されます。BOC(カナダ中銀)のポロズ総裁は9月27日の講演で、今年7月に開始した利上げをいったん休止する可能性を示しました。ただ、市場は依然として年内の利上げの可能性をある程度織り込んでいます。

加CPIは6月に前年比+1.0%まで低下しましたが、8月には同+1.4%まで伸びが加速しました。9月の市場予想は同+1.6%と、インフレが一段と加速すると見込まれています。また、9月の小売売上高も8月から改善が予想されています。インフレ圧力の高まりや、経済指標で加景気の堅調が確認されれば、BOCが年内に利上げを行うとの観測が一段と高まり、加ドルの支援材料となりそうです。

22日に衆院選の投開票が実施されます。日本経済新聞社が17-19日に実施した世論調査では、衆院定数465議席のうち、自民・公明両党が300議席に迫る勢いを維持していることが示される一方、希望の党の勢いが後退していることが示されました。選挙結果が、相場材料となる可能性もあり、週明け23日のマーケットには注意が必要かもしれません。

(※)衆院選に関して、詳しくは10月11日リリースの「シナリオレポート」をご参照ください

(アナリスト 根岸慎太郎)

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