市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2017/10/12 08:58本日はFRB関係者の発言に注目か

(欧米市場レビュー)

11日の欧米の外国為替市場では、ユーロが堅調に推移。カタルーニャ州のプチデモン首相が10日、独立を即時宣言しなかったことや、今月のECB理事会でQE(量的緩和)縮小が決定されるとの見方がユーロの支援材料となりました。

スペインのラホイ首相は11日、臨時閣議後に演説。内閣はカタルーニャ自治州政府に対し、10日夜にスペインからの独立を宣言したのかどうかの確認を正式に要求することで合意したと述べました。

米ドルはやや軟調に推移。米FOMC議事録(9月19-20日開催分)の内容がややハト派的と市場に受け止められたことが、米ドルの下押し材料となりました。

(本日の相場見通し)

米FOMC議事録では、多くの参加者が年内残り1回の利上げが適切と考えていることが示されました。一方で、数名は足元の鈍いインフレ率の伸びに懸念を示し、今後のインフレ指標を注視する姿勢が示されました。

(※)FOMC議事録に関して、詳しくは本日の「スポットコメント」をご参照ください

日本時間12日23時30分にブレイナードFRB理事やパウエル理事の講演が予定されています。今後の金融政策に関する発言などがあれば、市場が反応するかもしれません。

米政治専門サイトのポリティコは、次期FRB議長の人事に関して、ムニューシン財務長官がパウエルFRB理事を強く推薦していると報じました。ポリティコは次期議長候補に関して、イエレンFRB議長、パウエル理事、コーンNEC(国家経済会議)委員長、ウォーシュ元FRB理事の4人に絞られたとしています。

一方で、ブルームバーグはトランプ大統領が今週、次期議長候補の1人であるスタンフォード大のテーラー教授と面談すると報じました。イエレン議長の任期が来年2月に迫る中、次期議長の人事に関する新たな情報が相場材料となる可能性もありそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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