市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2017/10/10 08:56北朝鮮の動向に要注意!

(欧米市場レビュー)

9日の欧米の外国為替市場では、英ポンド/円が一時148.52円まで上昇。ブレグジットに対する姿勢が分かれている英内閣の改造が実施されるとの一部報道や、第2四半期の英労働コストが上方修正されたことなどが英ポンドの支援材料となりました。

シリア情勢や対米関係の悪化を受けて急落したトルコリラはやや反発したものの、上値の重い展開が続きました。

(本日の相場見通し)

在トルコ米大使館は8日、在イスタンブール米総領事館のトルコ人職員が、2016年のクーデター未遂に関与したとしてトルコ当局に今月4日に逮捕されたことを理由に、ビザ発給業務を停止しました。これを受けて、エルドアン大統領は報復措置(ビザ発給の停止)に踏み切りました。

シリアなどの中東情勢がトルコリラの重石となっていますが、米国とトルコの関係にも注意する必要がありそうです。

本日10日は、北朝鮮の朝鮮労働党創建記念日です。北朝鮮を訪問したロシア下院議員は6日、「北朝鮮は新たな長距離ミサイルの発射実験の準備を進めている」と述べました。

トランプ大統領は7日、北朝鮮への対応について、外交努力はことごとく失敗しており「効果がある手段は一つだけだ」とツイッターに投稿しました。具体的な内容には言及していないものの、軍事オプションの可能性に含みを残しています。

米朝間での舌戦が続いており、北朝鮮が新たな挑発的行動を起こした場合、リスク回避の流れが強まる可能性には注意が必要でしょう。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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