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2017/10/04 09:06本日は米経済指標やイエレンFRB議長の講演に注目

(欧米市場レビュー)

3日の欧米の外国為替市場では、NZドルが対円で一時80.64円、対米ドルで一時0.7148ドルまで下落しました。3日に実施されたミルクオークションで、乳製品価格が前回から2.4%下落したことがNZドルの重石となりました。

米ドルは日本時間の上げ幅を縮小する展開となりました。米政治サイトのポリティコは、ムニューシン米財務長官はパウエル理事が次期FRB議長に適任と考えていると報じました。タカ派とみられているウォルシュ元理事が有力候補との見方が強まっていたため、その思惑の後退から米ドル安材料となりました。

(本日の相場見通し)

本日は米経済指標やイエレンFRB議長の講演が相場材料となりそうです。

日本時間4日21時15分に9月の米ADP雇用統計が発表されます。9月の市場予想は+14万人と8月の+23.7万人から雇用者数の伸びが鈍化するとみられています。ADP雇用統計はNFP(非農業部門雇用者数)の先行指標とされていることもあり、注目です。

同23時に9月の米ISM非製造業景況指数が発表されます。9月の市場予想は55.5と、8月の55.3からやや改善するとみられています。

2日に発表されたISM製造業は60.8と、市場予想の58.0を上回り、2004年5月以来の水準まで上昇しました。米経済の約7割を占める非製造業でも、製造業と同様の伸びが示されれば、米ドルの支援材料となりそうです。

日本時間5日4時15分にイエレンFRB議長の講演が予定されています。足元の米ドル高の背景には、FRBの年内利上げ観測の高まりが1つの要因としてあります。イエレン議長から金融政策に関する発言があれば、相場材料となりそうです。

4日に発表された9月の米自動車販売台数は8月から大幅に増加し、2005年以来の高水準を記録しました。ハリケーン・ハービーの被害を受けた自動車の買い替え需要が影響したようです。今後の米経済指標でもハリケーンの影響が表れる可能性があり、その解釈をめぐって相場が動く材料になる可能性もありそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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