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2017/09/18 09:16早期利上げ観測を背景に、英ポンドは堅調に推移しそう。カーニーBOE総裁講演に注目

(欧米市場レビュー)

15日の欧米時間の外国為替市場では、英ポンドが堅調に推移。ポンド/円は一時151.51円へと上昇し、昨年6月24日以来の高値をつけました。BOE(英イングランド銀行、中央銀行)のブリハ政策委員が「データの推移は、政策金利の引き上げが必要かもしれない瞬間に近づいていることを次第に強く示唆している」と発言。その発言を受けて、BOEの早期利上げ観測が強まり、ポンドの支援材料となりました。ブリハ委員は9月14日の政策会合で政策金利の据え置きを主張していました。

米ドルは弱含み。一時、米ドル/円は110.62円へと下落し、ユーロ/米ドルは1.1983米ドル、NZドル/米ドルは0.7305米ドルへと上昇しました。米国の8月小売売上高が前月比-0.2%と、市場予想(+0.1%)に反して減少したことが、米ドルの重しとなりました。

(本日の相場見通し)

英ポンドが上昇傾向にあります。ポンド/円やポンド/米ドルは15日、約1年3か月ぶりの高値をつけました。ポンド上昇の背景には、BOEの早期利上げ観測の高まりがあります。BOEは14日に政策金利を過去最低の0.25%に据え置いたものの、政策メンバーの大半が英経済のインフレ圧力の増大が続けば、「一定の金融刺激策の縮小が今後数か月で適切となる公算が大きい」と考えていることが判明。翌15日には、ブリハ政策委員が利上げに傾きつつあることを示唆しました。

本日(18日)、BOEのカーニー総裁が講演を行う予定です(日本時間19日午前0時)。カーニー総裁の講演がBOEの早期利上げ観測をさらに強める内容になれば、ポンドが一段と上昇する可能性があります。

また、BOC(カナダ銀行、中央銀行)のレーン副総裁の講演にも注目です(日本時間19日午前3時)。BOCは今年7月と9月の2会合連続で利上げを実施。市場ではBOCが年内に追加利上げに踏み切るとの観測があり、それが加ドルの支援材料となっています。レーン副総裁の講演に加ドルが反応する可能性もあります。

(シニアアナリスト 八代和也)

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